バイデン政権は9月16日、暗号通貨を含むデジタル資産の規制に関する新しいフレームワークを発表した。この枠組みには、暗号通貨の監視の強化や、デジタル米ドルの創設の模索が盛り込まれている。 政府は、この枠組みで米証券取引委員会(SEC)と商品先物取引委員会(CFTC)に対し、違法行為に対する調査を強化するよう促した。また、連邦取引委員会(FTC)と消費者金融保護局(CFPB)に対しても、虚偽行為に対する消費者の苦情に対処するよう求めている。 政府はさらに、マネーロンダリングやテロ防止の観点から、銀行機密法(BSA)の改正を議会に要請することを検討すると述べ、その対象に暗号通貨やNFTの取引所を含める可能性を示唆した。 財務省は現在、分散型金融(DeFi)プラットフォームに関する「不正金融リスク評価」と、NFTに関する別の評価を実施中で、そのプロセスはそれぞれ2023年2月と2023年7月に完了