今月、岡山市にある岡山城で国の重要文化財のやぐらなどに傷がつけられているのが見つかり警察は、別の事件で逮捕した40代の男を近く文化財保護法違反などの疑いで逮捕する方針です。 今月18日、岡山市にある岡山城で国の重要文化財に指定されているやぐらや、天守閣の柱や壁など合わせて30か所に固いもので削られたような傷が見つかりました。 警察が防犯カメラの映像などを調べたところ、その5日後に岡山市内の駐車場で車に傷をつけたとして器物損壊の疑いで逮捕された愛知県に住む40代の無職の男が、岡山城で傷が見つかった時期に現場にいた可能性が高いことが分かりました。 天守閣の傷の中には、男の名字が彫られたものもあったということです。 警察は男による犯行の疑いが強まったとして、来週にも文化財保護法違反などの疑いで再逮捕する方針です。 城が傷つけられる事件は先月から今月にかけて広島県の福山城や松山城、それに高知城でも