大阪府警はおよそ650か所ある交番や駐在所について今後10年で50か所以上、削減する方針を固めました。 担当する地域の人口に応じて警察官の配置を見直し、より効果的な運用を行いたいとしています。 大阪府警によりますと、府内には、現在、交番と駐在所があわせて645か所あり、担当する地域の人口が増減し、多いところでは5万人近く、少ないところでは1000人以下と大きな偏りが出ているということです。 このため来年度からの10年間で統廃合を進め、全体で50か所以上、削減する方針を固めたことがわかりました。 統廃合の対象は、今後、決定するとしていて、▼地域の人口や事件・事故が少なく、▼近くに別の交番があるところを中心に検討することにしています。 統廃合が決まった地域では治安に影響が出ないようパトロールなどを強化するとともに、人口が増えた地域の交番には警察官を増やし、より効果的な運用を行いたいとしています