大相撲初場所、26日の千秋楽は優勝争いで単独トップに立つ前頭17枚目の徳勝龍が結びの一番で大関・貴景勝と対戦します。千秋楽の結びで、幕内で最も下位の番付、「幕尻」の力士が相撲を取るのは昭和以降では初めてです。 日本相撲協会の審判部は、この結果を受けて26日の千秋楽の取組を決め、結びの一番で徳勝龍と大関 貴景勝との対戦が組まれました。 千秋楽の結びの一番で平幕の力士が相撲を取るのは48年ぶりで、「幕尻」の力士は、昭和以降では初めてです。 初場所は26日の千秋楽で先に土俵に上がる正代が敗れるか、結びの一番で徳勝龍が勝てば、徳勝龍の初優勝が決まります。 日本相撲協会の審判部長代理を務める境川親方は、「横綱不在の場所で本来なら大関どうしの対戦になるが、豪栄道は成績があがっていないし優勝のかかっている一番だからこのようにした」と説明していました。