暴力団が、自分の“縄張り”とする地域で営業する店などに対して、場所代や用心棒代などと称して要求する、いわゆる“みかじめ料”。暴力団の代表的な資金源だ。このみかじめ料をめぐって、暴力団組員とともに、組員の登録がない、いわゆる”カタギ”の男が逮捕されるという異例な事件がおきた。 「いつものお願いします」非暴力団員も逮捕 警視庁暴力団対策課が、みかじめ料を要求した疑いで逮捕したのは、指定暴力団住吉会系組員の川又孝之容疑者(42)と無職の赤津慎一容疑者(50)。容疑は、暴力団対策法違反。2人は、みかじめ料の要求をしないよう再発防止命令が出されていたにもかかわらず、今年1月、都内の焼きそば店の経営者の男性に、みかじめ料を求めたとされる。 逮捕された指定暴力団住吉系組員・川又孝之容疑者(42)(22日 光が丘署) この記事の画像(15枚) 調べによると、2人は、経営者の男性に対して、「いつものお願いし
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