岡本氏 整備目標の引き上げ訴え 衆院委で改正案可決 質問する岡本氏=3日 衆院国交委 衆院国土交通委員会は3日、障がい者や高齢者のスムーズな移動に向けたバリアフリー法改正案を全会一致で可決した。 採決に先立つ質疑で、公明党の岡本三成氏は、鉄道駅のバリアフリー化について、1日平均利用者数3000人以上の駅を対象に、段差が解消された駅の割合が90%を超えるなど、高い水準で整備が進んでいると強調。国の整備目標が2020年度末に期限を迎えることから、新たな目標設定について、「(1日平均利用者数)2000人以上を目標にすべきだ」と訴えた。 国交省側は「3000人という要件を引き下げるなど、整備目標の対象を拡大する方向で検討している」と答弁した。 Tweet