西武鉄道は9月25日、西武池袋線・飯能駅(埼玉県飯能市)の改札内外コンコースとホームの一部をリニューアルし、フィンランドなど北欧風のデザインに変更すると発表した。同国発祥の人気作品「ムーミン」の世界観などを体験できる施設「メッツァ」が、同駅の近隣に11月に開業することを踏まえた施策で、完成時期は2019年3月を予定する。 デザインは「自然環境のサイクルと人間の動きを対比させたデザイン」をコンセプトに、「空間全体を使い、観光客と地域住民を行きたい方向に誘導できる環境をつくる」ことを目指す。 コンコース上部には木材を模した膜天井を取り付け、カモメがモチーフの鳥のオブジェを設置する。1・2番ホームの階段にはアシ、3・4番ホームの階段には樹木をモチーフとしたデザインを採用し、「気持ちを高揚させるような空間を演出する」という。