台風10号に伴う大雨で、岐阜県を流れる長良川では、係留されていた鵜飼いの観覧船4隻が流されたり、大きく壊れたりする被害が出ました。船の係留場所を囲う堤防が壊れたことが原因とみられています。 長良川の岸には、川の流れから船を守るため、市が「仕切り堤」と呼ばれる堤防を整備して流れの緩やかな係留場所を設けていますが、大雨で川の勢いが増したことで「仕切り堤」が午前11時半ごろから少しずつ削られたということです。 その結果、「仕切り堤」はおよそ100メートルにわたって壊れ、係留場所に大量の水が勢いよく流れ込み、船に被害が出たとみられるということです。 長良川では、上流の関市板取で午前7時半ごろまでの1時間に60.5ミリの非常に激しい雨が降るなど大雨となり、一時、4つの観測所で自治体が避難の呼びかけなどを行う目安とされる「避難判断水位」を上回りました。 「長良川鵜飼」は、お盆の時期で多くの予約が入って
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