Photo by Tima Miroshnichenko 1月に入り実写では映画『ゴールデンカムイ』、アニメでは『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』など早速ヒット作品が誕生するなど幸先の良いスタートを切った邦画作品。 その一方で懸念されているのが、洋画作品のラインナップ不足だ。昨年ハリウッドで起きたストライキの余波を受け、多くの作品が公開延期に追い込まれた形だが、ただでさえ洋画の勢いが落ちている現状を踏まえるとかなり痛い追い討ちと言える。 昨年は、日本IP作品である『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が140億円超えの強い存在感を見せたことで、全体興収における洋画の割合はなんとか前年と変わらない成績に終わったが、爆発的ヒットの見込めるタイトルのない今年はまさに正念場と言える状況。2月の公開ラインナップも300館規模の大型作品が『マダム・ウェブ』のみとなっており、挽回が期待でき