ニューヨーク(CNN) 米ボーイング製の航空機737MAXの製造中に新たな問題が見つかったことが6日までに分かった。まだ引き渡されていない約50機について、再加工を余儀なくされる見通しだという。 問題はボーイングの従業員に対して4日に送付されたメモの中で明らかにされた。送付したのは同社の商用機部門を統括するスタン・ディール氏。737MAXの胴体を製造し、ボーイングに供給するスピリット・エアロシステムズの従業員の1人から、機体に開ける穴についてボーイングの要求に正確に沿った形で開けられていない可能性があると通知があったという。 ディール氏はメモの中で、「通知の通りの状況だったとしても直ちに運航の安全に問題が生じるわけではなく、737機は全て引き続き安全に運航できるが、現状ではまだ引き渡されていない約50機について、再加工が必要になると考えている」と述べた。 スピリット・エアロシステムズは声明