警備会社「ALSOK」の元社員が、ATMから現金およそ1億円を盗んだとして逮捕された事件で、ほかにも被害の届け出があることが警察への取材で分かりました。警察は盗みを繰り返していた疑いがあるとみて、詳しいいきさつを調べています。 「ALSOK」=綜合警備保障警送千葉支社の元社員、角川恵太容疑者(33)は、去年10月、千葉県内にある6か所の金融機関などのATMから、現金合わせておよそ1億円を盗んだとして逮捕され7日、検察庁に送られました。 これまでの調べによりますと、角川元社員は金融機関から管理を委託されたATMのメンテナンス業務を1人で行っていた際に、1か所につき800万円から二千数百万円を盗んでいたということです。 車で6か所のATMを次々に訪れ、1日で盗み出したとみられていて、調べに対し「競艇をするための金が必要だった」と供述しているということです。 ほかにも被害の届け出があるということ