アメリカのトランプ大統領は、政治的な混乱が続く南米のベネズエラについて「すべての選択肢が検討されている」と述べ、アメリカ軍による軍事的な介入も排除しない方針を改めて強調しました。 トランプ大統領は19日、ブラジルのボルソナロ大統領と会談したあとの記者会見で、ベネズエラ情勢について「アメリカは今の段階でベネズエラに対して厳しい制裁は行っておらず、必要に応じて制裁を強化していく」と述べました。 さらに、トランプ大統領は「キューバの操り人形となっているマドゥーロ大統領に軍が支援を行わないよう呼びかけている」と指摘したうえで、「すべての選択肢が検討されている」と述べ、今後アメリカ軍による軍事的な介入も排除しない方針を改めて強調しました。 一方で、ブラジルのボルソナロ大統領は、これまでベネズエラへの軍事介入には消極的な見方を示していますが、記者会見で「ベネズエラに自由と民主主義をもたらすために準備は