トランプ米大統領が、2021年にツイッター(現X)のアカウントを停止されたことを受け、ツイッターを相手取って起こした裁判で、イーロン・マスクが所有するXが1000万ドル(約15億4000万円)を支払う和解案で合意したことが明らかになった。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が2月12日に報じた。 Xは、当時のツイッターのジャック・ドーシーCEOがすでに退任しているにもかかわらず、1000万ドルをトランプに支払うことになる。ツイッターは当時、トランプが1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件について投稿した内容が「暴力の賛美に関するポリシー」に違反したことを理由に、アカウントを停止していた。 トランプは当時、ツイッターやフェイスブック、グーグルを提訴し、これらの企業が自身の発言を検閲したと主張していた。 WSJが報じた関係筋の証言によると、トランプの弁護士は、マスクが昨年の大統領選の以前からト
