道路なのにETCじゃなく、PASMO(パスモ)? さいたま市緑区の新見沼大橋有料道路で、通行料を交通系ICカードのPASMOやSuica(スイカ)で払えるようになってから8年がたつ。しかし、利用率は低く、利用者の増加につながっているとはいえない状況だ。そもそも、なんでETCじゃないの? 同有料道路は浦和方面と越谷方面を結ぶ国道463号のバイパスの一部で、広大な緑地「見沼田んぼ」を高架で横断する片側2車線の約1・4キロ。料金は普通車150円、軽自動車100円などで、軽車両等(自転車など)も20円かかる。 浦和方面から橋を渡り、料金所でスマートフォンのスイカで料金を支払ってみる。両側に畑などを見ながら、1分ほどで越谷側にある料金所へ。現金と同様にいったん停止し、職員にスマホを渡してスイカで精算してもらうと、「通行券」とともにスマホが帰ってくる。ETCのようにノンストップで通過はできないが、小銭