今回のフェスは参加者がフェスというスタイルに慣れていない人が多かった。 フェス前は正直、そうした参加者にフェスを学習して欲しいという発想があった。でもやってみるとフェスとは何かを参加者から学んでいる事に気付く。それはいつも同じだ。こういう言い方は問題かも知れないが、それはライブ・スタンドの時でさえそうだった。まさにフェスの主役は参加者なのだ。いつもそれを思い知る。そして、それを思い知るのは気持ちがいい。倒錯的な言い方かも知れないが、それを思い知りたいからフェスをやっているのかもしれない。 参加者、アーティスト、スタッフ、その全ての思いの集積がフェスのエネルギーになるのだ。まだまだ課題の多いフェスだが参加者の思いに応えられるように頑張りたい。 写真はこの日の為に神奈川から運んで来た早咲きの桜。みんな記念写真を撮っていた。