音楽業界ではストリーミングが覇権を握りつつある。しかし、多くのサービスは利益を生み出せておらず、アーティストに支払われる金額はわずかなものだ。 データジャーナリストのDavid McCandlessが運営するブログ「Information Is Beautiful」は、複数のソースから得たデータをもとに、大手ストリーミングサイト各社のロイヤリティ支払い額を分析。各社が1再生につきアーティストに支払う金額の推定値を公開した。 このデータはあくまでも推定値だが、ストリーミング業界の現状を把握する上で非常に興味深いものになっている。 このデータで最も意外に思えるのは、支払額が最大のサービスがナップスター(Napster)だという点だ。1999年にショーン・ファニングが立ち上げたナップスターはP2Pの仕組みを利用した楽曲共有サイトのパイオニアだが、数年前にラプソディ(Rhapsody)に買収された
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