旅行者から「旅客機の預け入れ荷物」の枠を買い取り、第三者がその枠を使えるようにする新たなモバイルアプリが登場した。AirmuleとGrabrだ。これらのアプリを使えば、搭乗者は自分の旅行の日程に合わせ、格安で荷物を送りたい顧客を探すことができる。 2つのアプリは仕組みが類似しており、ともに取引については安全性を最優先している。荷物の送り主と旅行者については身元の確認が行われ、口コミサイトのYelpによく似た格付けシステムを使った評価が行われる。 一方で違いは、輸送するに対するアプローチだ。Grabrは、消費者が特定の品物を直接“手渡し”で受け取ることのできる新たな入手経路をつくることに重点を置いている。旅行者側が品物を届ける責任を負い、競争力のある価格を提示することになる。 Airmuleは輸送に重点を置いている。旅行者は預け入れ荷物の空きスペースを提供し、荷物の送り主は重さ1ポンド(約4