ガルパンなどの水島努監督作品で多く絵コンテ・演出を手掛けてきた小林敦が初監督を務めるオリジナル作。 世間的には『さくら荘のペットな彼女』の鴨志田一が脚本、『月曜日のたわわ』の比村奇石がキャラクター原案の作品。 高校生活終盤の男女の恋愛模様を描く青春群像劇。制作はPINE JAM。 やはり青春群像劇のアニメは良い。演出が光る。 モノローグが極力排され、ほぼ第三者視点で物語が展開されている。 さりげないセリフや目線、表情、そしてよく練られたレイアウトに登場人物の心情が読み取れる。 ところがこのアニメ、どうも演出の意図が100%反映された映像になっていないような気がする。 繊細に描かれるべき人物の表情が、あまり丁寧でない。絵が崩れてしまっている。 まあ今風に言うと万策尽きそうってやつ。 制作会社のPINE JAMは新興の会社なので圧倒的に人手が不足している。あるいは時間か。 こういう演出をする
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