9歳で大学を卒業すれば、世界の最年少記録を塗りかえるとされていたベルギーの少年について、負担を考慮し卒業を遅らせるべきだとする大学側と10歳の誕生日を前に卒業させたいとする父親との間で意見が対立し、今月、大学を中退していたことが分かりました。 ベルギーのローラン・シモンズくん(9)は、驚異的なスピードで進学を続け、8歳で入学したオランダの大学では、わずか9か月余りで学士課程をほぼ修了したとされていました。 そして、今月26日の10歳の誕生日を前に大学を卒業すれば、これまで10歳と4か月だった世界の最年少記録を塗り替えるとして、天才少年だと話題になっていました。 ところが、大学によりますと今月9日、大学側が両親に対し、「ローランくんの負担や必要な試験の数を考えると、10歳の誕生日を前に卒業するのは不可能だ」と来年半ばに卒業を遅らせるよう勧めたということです。 これに対し、少年の父親が「9歳の
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