歌舞伎俳優の市川猿之助、本名・喜熨斗孝彦被告(47)は、ことし5月、父親の市川段四郎さん(当時76)と75歳の母親に睡眠導入剤を手渡して服用させ自殺を手助けしたとして、自殺ほう助の罪に問われています。 20日、東京地方裁判所で初公判が開かれ、猿之助被告は起訴された内容について「間違いはありません」と述べ、認めました。 被告人質問で弁護士から、週刊誌に掲載される記事を見て自殺を決めたのかと聞かれると、「そんな簡単な問題ではない。今まで自分の気持ちにふたをしたものが出てきた。悩んで悩んで、考えていくうちにそれしかないような、負のスパイラルになっていった」と話しました。
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