“◯◯ペイ”などのキャッシュレス決済でも使われる、便利なQRコード。急速な普及の影で、「QRコードを読み取ったらお金をだまし取られた」「詐欺サイトに誘導された」など、その利便性を悪用した詐欺が急増しています。 どうすれば被害はなくなるのか。コード決済を使った詐欺の手口の詳細や、身の守り方について取材しました。 (クローズアップ現代 取材班) コード決済でお金をだまし取られる「キャッシュレス詐欺」が急増 国が来年6月までに利用率4割を目指すキャッシュレス決済。 その手段の1つとして、決済額が大幅に伸びているのが、「◯◯ペイ」など、QRコードなどを使った“コード決済”です。2018年に0.2兆円だった決済額は去年10.9兆円に上りました。 一方で、コード決済を悪用した「新手のキャッシュレス詐欺」も急増しました。消費生活総合センターに寄せられたコード決済に関する相談件数は、東京都だけで1300件