日本映画製作者連盟(映連)の新年記者発表が1月30日に都内ホテルで行われ、2023年(令和5年)の全国映画概況を発表。映連の島谷能成会長、松竹の高橋敏弘社長、東宝の松岡宏泰社長、東映の吉村文雄社長、KADOKAWAの夏野剛社長が登壇した。 昨年の年間興行収入は2214億8200万円で前年比103.9%となり、2000年の興収発表以降で5番目の成績。コロナ禍前の19年の最高成績2612億円にはまだ及ばないが、それ以前の平均的な水準まで回復してきた。内訳は邦画が1481億8100万円(前年比101.1%)、洋画が733億0100万円(前年比110.2%)で、構成比は邦画66.9%、洋画33.1%。 邦画は2000年以降で2位、1位とは4億円差の好成績となったが、洋画はまだコロナ禍前の状況に戻っていない。アニメ作品と実写作品の比率は、邦画は2019年からアニメが上回ってきたが、23年は実写が47
東映は8月28日、映画「THE FIRST SLAM DUNK」の国内興行収入が155億円を突破したと発表した。日本で公開した映画の歴代興行収入ランキングでは、スタジオジブリの「崖の上のポニョ」(155億円)を超えて13位になった。 27日までの集計で観客動員数は1074万9872人、興行収入は155億2566万7150円。2022年12月3日の公開から9カ月近いロングラン上映となる。 THE FIRST SLAM DUNKは、原作者の井上雄彦さんが自ら監督・脚本を担当した新作アニメーション映画。公開前はテレビアニメシリーズからの声優変更やプロモーションの仕方で批判的な意見も多かったが、ふたを開けてみれば2月8日までに興収100億円を超え、2月下旬にも週末3日間の興収1位に返り咲くなど大ヒット作になった。 一方、6月にはSNS上の違法動画や公式をかたる偽アカウントなどに対し、「厳しく対処す
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