調査会社ガートナー(Gartner)とIDCは米国時間12日、2010年度第4四半期の全世界におけるPC出荷台数に関する報告をそれぞれ発表した。同期のPC出荷台数は予想を下回る結果に終わったが、その原因のひとつとして、消費者がPCの代わりにアップル(Apple)のiPadを購入したためと両社は分析している。 IDCによれば、第4四半期のPC出荷台数の伸びは2.7%で、予想されていた5.5%を下回ったという。またガートナーの調べでも、出荷台数の伸び率は3.1%にとどまり、4.8%という予想に達しなかった。なお、PC出荷台数については、IDCでは9210万台、ガートナーでは9350万台となっている。 メーカー別で見ると、PCのシェアで世界第1位のヒューレット・パッカード(Hewlett-Packard)と第2位のエイサー(Acer)が出荷台数を減らし、3位以下のデル(Dell)、レノボ(Len