調査会社のBCNによると、iPad発売日(5月28日)の量販店での販売台数は、iPhone 3Gの2.84倍だった。「3Gモデル、Wi-Fiモデルと2種類あったことが、販売数の引き上げにつながったのでは」と同社の道越一郎アナリストは分析している。 家電量販店のPOSデータとネット通販のデータから集計した(アップルストアとソフトバンクショップは集計対象外)。iPhone 3Gと3GSはそれぞれ、発売日の販売台数がほぼ同じだったが、iPadは両モデルの3倍近く売れている。 3GモデルとWi-Fiモデルの構成比は55:45と、3Gモデルがやや優勢。スペック別に見ると、3Gモデルで64Gバイトメモリを搭載したハイエンドモデルがシェア35.2%と最も売れており、次にWi-Fiモデルの64Gバイトモデルが売れている(シェア16.0%)。 発売日翌日以降も順調に売れ行きを伸ばした。「通常、発売翌日以降は