門松は冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし アニメ版の『一休さん』に、次のようなエピソードがあります。将軍様によってある地域の人々が追い出される。安国寺に逃げ込んだ彼らに一休は食べ物を工面するのだけれど、戻ってきてみると女子供しかいない。聞けば、男たちは戦に徴収され、食べ物を得るためそこに向かったという。それを知った一休は、髑髏のついた杖を持ち「ご用心、ご用心」と京都の町を練り歩く…。 調べてみるとこのエピソードは、一休宗純が正月に髑髏のついた杖を持って「ご用心、ご用心」と言いながら京都の街を歩いたことがもとになっているそうです。考えてみれば、新年の浮かれ気分というのもそれはしばしば(自己)欺瞞によってなりたっていることがあります。 ■年越し派遣村へ続々、300人突破 厚労省が講堂を開放 http://www.asahi.com/national/update/0102/TKY20
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