一昨日は、傍聴に来ていただいた皆さん、ありがとうございました(おかげで満席でした)。 結果は残念でしたが、いわゆる「5年問題」をめぐってはまだ全く何の進展もありませんし、今も当局の団交拒否は続いています。判決は「クスノキの下を明け渡せ」というだけで、現在いる土地については大学から何も言われていませんので、座り込みとカフェの営業はこれからも変わらずに続けていきます。 今回の裁判についてですが、弁護士さんにも相談した結果、大学に土地の所有権がある以上、今回のようなケースを「これは職場占拠である」と主張して占有権原の有無を争っても、まず勝てないことは分かっていました。(まことに不当極まりないとは思いますが、最高裁の判例がそうなっているので仕方ありません。)そこでいったん大学の請求を任意に履行して土地を明け渡してしまい、その上で「訴えの利益がない」と争うことにしました。 それでも大学側が、訴訟の取