タグ

ブックマーク / blog.goo.ne.jp/civil_faible (2)

  • イスラエルが一方的にやるべきこと - 弱い文明

    いつもいつも一方的なイスラエルが、過去の大規模軍事行動時と同じく、一方的停戦を宣言し、撤退を始めたという。しかし、国連事務総長のようなややこしい立場にある御仁を除けば、こんな宣言をわざわざ歓迎する理由はない。 なんとすれば、宣言などしなくても、勝手に攻撃をストップしてくれたらそれでよかったからだ。勝手にストップしてさえくれたら、ガザの人々は一息つける。ただ、それ以上ではない。人々を生殺しの目に会わせる封鎖の解除がなければ、スピードの緩い大量殺戮が進行していくことに変わりはない。それでも、スピードが緩い分、生きるチャンスは広がるのだから、勝手にストップしてくれることはひとまず朗報である。 だが、宣言は余計だ。 宣言の目的は何か。国の内外に向けて、この軍事行動の正当化を上塗りすることである。自分達はテロリスト討伐という正当な目的があって軍事行動を始めた。今その目標はある程度達成された。だからや

    イスラエルが一方的にやるべきこと - 弱い文明
    mojimoji
    mojimoji 2009/01/23
    「事態の根源にさかのぼって冷静に考えれば、それこそが道理だからだ。」「もう一度言う。イスラエルが一方的にやるべきことは、第一に封鎖の解除である。」
  • 『イラン・パペ、パレスチナを語る』とミーダーンの公開セミナー - 弱い文明

    ミーダーン<パレスチナ・対話のための広場>編訳による『イラン・パペ、パレスチナを語る~「民族浄化」から「橋渡しのナラティヴ」へ』(つげ書房新社)を読んだ。2007年3月に3日間にわたって行なわれた来日講演の内容を緻密に収録したものだ。 僕はこのうち3月9日の講演会に参加していて、その時の感想はイラン・パペの講演会に行ってきたという駄文にしたためてある。そこにも書いたとおり、この日の話だけでも相当に刺激的だったのだけれど、書ではそれに加えて、行かなかった別の2日間の講演の中身も詳しく読むことができた。それだけでも僕には価値のあるなのだけど、実はそれどころではない。 あらためての形で読むにつけ、今まで分かっていると思っていたパレスチナ/イスラエル問題について、認識を新たにしたところもある。聞き逃していた話もあったし、編訳者がつけてくれている素晴らしい脚注のおかげで、かゆいところまで手が届

    『イラン・パペ、パレスチナを語る』とミーダーンの公開セミナー - 弱い文明
    mojimoji
    mojimoji 2008/06/08
    すばらしい評。この本は、本当に広く広く読まれてほしい。特に、第三部の存在が、この本の価値を高めていると思う。
  • 1