お盆休み前に最近のDTP事情はどうなっているのかと思い,雑誌を求めて書店へ行ったところDTP雑誌と呼べるもの自体がなくなっていた。いろいろな雑誌が芳しくないことは知っていたが,月刊でなくなっただけだろうと思っていた。しかし,状況はそうではなかった。 雑誌がないということは,当然ながらそれぞれの分野・領域の専門を当たらなければならない。そして,専門書には印刷に特化したことは書かれていない。これが何を意味するのかよく考えなくてはいけない。 「印刷機材メーカーのマーケターやエンジニアに聞けば良いではないか」という声が返ってきそうだが,そんなことでいいのだろうか。雑誌がなくなったということがどういうことかをもっとよく考える必要がある。 我々はこのあたりで本当に気付かなければいけない。