19日午後4時40分ごろ、高岡市開発本町の正徳保育園駐車場で、軽乗用車の中に車の鍵を持ったままの1歳男児が閉じ込められる騒ぎがあった。男児が鍵に付いていたドアのロックボタンを押したとみられる。車を運転してきた男児の祖母(57)が自ら窓ガラスを割って約10分後に救出したが、熱中症の危険もあっただけに関係者は胸をなで下ろした。 祖母によると、男児を車の後部座席に座らせる際、車の鍵を触りたいとせがまれたため渡し、後部座席のドアを閉めて運転席に乗り込もうとした。男児はこのタイミングで鍵のボタンを押し、ロックされてしまった。 祖母は男児の母親を通じて110番し、さらに消防署にも相談。同園にあったくわで助手席のガラスを割って鍵を開け、孫を外に出した。 祖母は「ほんの少しの間だけだから大丈夫だと思い、鍵を持たせてしまった。無事で良かった」と話した。
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