(CNN) 道路脇に立って仕事を探していたホームレスの男性がプロのアナウンサーさながらの流暢なしゃべりと美声を披露して、インターネットで話題騒然となっている。このおかげで好条件の仕事も見つかりそうだという。 「黄金の声を持つ男」ことテッド・ウィリアムズさんは、「私は神からたまわった声の持ち主です」と書いた紙を手に道路脇に立っていた。オハイオ州コロンバスの地元紙がこれに目を留め、ウィリアムズさんのしゃべりを動画に収めてウェブサイトに掲載。噂はネットで瞬く間に広まり、この動画は2日間で450万回以上も再生された。 ネットでその声が絶賛されて、一躍注目の人になったウィリアムズさんのもとには、職をあっせんしたいという申し出や取材の申し込みが殺到した。CBSテレビの人気番組にも出演し、「テレビ局かラジオ局から『君の声が必要だ』と言ってもらえることを期待している」と語った。 その夢は現実になりそうだ。