エジプト首都カイロで、アブデルファタフ・サイード・シシ大統領に抗議するデモ隊と治安部隊との衝突で逃げ惑うデモ参加者たち(2015年1月25日撮影)。(c)AFP/MOHAMED EL-SHAHED 【1月26日 AFP】エジプトで、2011年のホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)政権の打倒につながった大規模デモ開始から4年目の記念日を迎えた25日、各地で反政府デモ隊と治安部隊が衝突し、少なくとも15人が死亡した。 首都カイロ(Cairo)など複数の都市ではこの日、2013年に政権の座から追放されたイスラム組織「ムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)」出身のムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)前大統領の支持者らが、元エジプト軍トップのアブデルファタフ・サイード・シシ(Abdel Fattah al-Sisi)大統領に対する抗議行動を呼び掛けており、治安当