あとで読むに関するmomobookmarkのブックマーク (24)

  • 原作『攻殻機動隊』全話解説 [第一話]|ヒト

    みなさんは『攻殻機動隊』と聞いてどれを思い浮かべるでしょうか。押井守の最初の劇場版でしょうか、それとも神山健治のSACシリーズでしょうか。ハリウッドの実写版を思い出す方もおられるかもしれません。 しかしながら、私にとっての”攻殻”は士郎正宗による漫画攻殻機動隊』なのです。はじめてこの漫画を読んだときは、世にこれほどまでに面白い漫画が存在するのかと震えました。未だに私にとっての漫画の最高傑作です。しかし、この原作漫画はアニメシリーズと比較して、残念ながら知名度が高いとはいえません。 その理由の一つに、非常に難解なストーリー展開があると思います。一読しただけでは物語の把握は困難で、注釈が無数にあって、そして理解を読者に求めます。 この作品は、画に描いてあることを解説してくれない漫画なのです。読者は画とセリフから能動的に意味を読み取り、物語を自分で組み立てなければなりません。 もちろんそういっ

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  • 高校のPTAの加入の2条件を提示して交渉した結果はどうだったか - 紙屋研究所

    (この記事は、はてなブログ×codoc連携サービスのプロモーションのため、はてなからの依頼を受けて投稿しています。) 娘が公立高校に入学し、そこにあるPTAの総会で、ぼくは発言し、2つの条件を示して、もしそれに応じてくれるのであれば参加しますよ、と述べました。そのことは以前、記事にもしました。 kamiyakenkyujo.hatenablog.com どんな条件か簡単に述べておくと、 PTAの規約(会則)に加入が任意であり、入退会の手続きの規定を設けること。 高校に入学して3・4月に払うお金の大きさ(計25万円)にびっくりしたので、教育費について調査研究する小委員会をPTA内に設けてもらえればその活動に参加したいということ。 という2点です。 後者の方について詳しく知りたい人は以下の2つの記事を読んでみてください。 kamiyakenkyujo.hatenablog.com kamiya

    高校のPTAの加入の2条件を提示して交渉した結果はどうだったか - 紙屋研究所
  • 直感的には長い間トレンディドラマ成功に二匹目のどじょうを狙いすぎた。..

    直感的には長い間トレンディドラマ成功に二匹目のどじょうを狙いすぎた。その全盛期と違って、製作者側はプロダクトアウトな姿勢でドラマを作れなくなった。 90年代は憧れるロールモデルがはっきりしていた。オシャレで女性はキャリアでみたいな。そうであれば簡単、大根役者でOKだった。今は、どんな自画像を描いているか不透明な時代。製作者は、社会でどんな価値が求められているんだろうとマーケットインしていかないといけない。そこに演じる側の難しさがあるんだろう。

    直感的には長い間トレンディドラマ成功に二匹目のどじょうを狙いすぎた。..
  • 映画業界で働き動画編集を極めてる夫婦が「『ジュラシック・パーク』のティラノサウルスを飼い猫に替えてみよ笑笑」と作った動画が凄すぎて感謝の念が溢れる皆様「猫缶wwww」

    VAGABOND @TheVagabond1996 映画業界で働き 動画編集を極めてる夫婦が 「『ジュラシック・パーク』のティラノサウルスを飼いに替えてみよ笑笑」と作ったパロディ動画 自らの才能や能力をフル活用して 誰もが楽しめるものとして シェアしてくれることに感謝しかない pic.twitter.com/nKvKrouIu2 2021-11-06 16:52:03

    映画業界で働き動画編集を極めてる夫婦が「『ジュラシック・パーク』のティラノサウルスを飼い猫に替えてみよ笑笑」と作った動画が凄すぎて感謝の念が溢れる皆様「猫缶wwww」
  • 「自粛と給付はセットだろ」は法的に正しいのか? 弁護士・行政法研究者が解説

    「自粛と給付はセットだろ」は法的に正しいのか? 弁護士・行政法研究者が解説政府や自治体による大規模イベント等の中止・延期等の要請や「不急不要」の外出自粛要請、そのような自粛を呼びかける報道等により、美術・演劇・音楽等、文化芸術活動を行うアーティストや関係者らがイベント中止等により損失を受けている。こうした損失は、法的に補償されるものなのか? 「自粛と給付」はセットかという問題について、文化芸術活動への助成に関する訴訟にも携わっている弁護士兼行政法研究者が解説する。 文=平裕介(弁護士・行政法研究者) 国会議事堂 出典=ウィキメディア・コモンズ 政府や自治体による大規模イベント等の中止・延期等の要請や「不急不要」の外出自粛要請、そのような自粛を呼びかける報道等により、美術・演劇・音楽等、文化芸術活動を行うアーティストや関係者らがイベント中止等により損失を受けている。 政府は、28日の首相記者

    「自粛と給付はセットだろ」は法的に正しいのか? 弁護士・行政法研究者が解説
  • 全記録・証人喚問で佐川氏は何を語ったか 財務省決裁文書改ざん|NHK NEWS WEB

    森友学園を巡る財務省の決裁文書改ざん問題で3月27日に行われた、佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問の内容をチャット風に掲載。全文ダウンロードも

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  • わかり合えない人の話を、あえて「聞く」ということ。 #表現のこれから|竹下隆一郎/ PIVOTチーフ・グローバルエディター

    私は、ハフポスト日版というインターネットメディアで編集長をしている。 ハフポストには「広告チーム」、ネット動画やSNS連動型のイベントなど新しいメディア開発を担う「真ん中チーム」、そしてそれらとは別に「編集部」がある。編集部のエディター(記者/編集者)は十数人いる。 エディターのキャリアも様々だ。新聞社、ウェブメディア、雑誌、広告代理店、プラットフォーム企業、物流会社、テレビ局…。様々な業界から、多様な人材を採用するよう努めてきた。 記者の問題意識も幅広い。毎日、いろいろな人に取材をさせてもらう。話を聞いた相手の大切な言葉を社会に届けるお手伝いをすることで、読者にとって、ちょっとでも生きやすい世の中になって欲しい。 ただ、インタビューをした相手の中には、ジェンダーに対する課題や政治的な立場などにおいて、編集部とは違う意見を持っている人もいる。 さらに言うと、編集部の中でも、個人個人で考え

    わかり合えない人の話を、あえて「聞く」ということ。 #表現のこれから|竹下隆一郎/ PIVOTチーフ・グローバルエディター
  • 【#実名報道】京アニ事件、実名匿名に政治家の「介入」(京都新聞) - Yahoo!ニュース

    京都市のアニメ製作会社「京都アニメーション」(京アニ)第1スタジオが放火され、36人が死亡した事件は、京都府警が全犠牲者(後に死亡した1人を除く)の実名を報道機関に発表するまで40日を要する異例の展開をたどった。表向きの理由は「遺族や会社側の意向を丁寧に聴き取り、葬儀の実施状況を考慮し、広報のタイミングを慎重に検討してきた結果」。内実はどうか。一連の取材から浮かび上がるのは、警察庁や政治家の意向に翻弄(ほんろう)された府警の姿だ。 【動画】出火直後の京都アニメーション第1スタジオ 京アニ事件の安否情報発表の経緯が判然としない中、ある人物の発言が物議を醸した。 8月29日、超党派の「マンガ・アニメ・ゲームに関する議員連盟」(MANGA議連)の役員会が東京都内で開かれた。同議連は麻生太郎副総理が最高顧問を務め、議連会長の古屋圭司衆院議員(自民党)は、警察庁を管理する国家公安委員会の委員長を務め

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  • 三浦春馬、上白石萌音も……なぜ日本の美術館音声ガイドは独自の進化をとげたのか | 文春オンライン

    三浦春馬に上白石萌音、杉咲花や小泉孝太郎も登場! と聞けば新作の映画かドラマのPRと思ってしまうが、そうじゃない。この秋に開かれている大型美術展で、音声ガイドのナレーターを務めているのがこの面々なのだ。 美術館はいまや一大エンターテインメントの場だ。目玉の展示作品を堪能するのはもちろんだけど、その前後に館併設の洒落たレストランやカフェで事をし、充実したグッズ売場を渉猟、美麗なカタログを手に家路へ……。多彩なお楽しみが揃っている。その欠かせぬメニューのひとつに、音声ガイドがある。各展が人気の俳優や声優を起用し、話される内容は簡潔でタメになり、親密感もたっぷり。声の主のファンならずとも、一聴に値する。 「ひとつの独立したコンテンツとして成立するよう、長年趣向を凝らしてきました。音声ガイドは会場でしか聴けないもの。その場に行ってこそ楽しめる体験型のエンターテインメントなんです」

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  • 「オリンピックのための治安維持」の影響で収容される外国人たち « ハーバー・ビジネス・オンライン

    かつての戦中の治安維持法による政治犯拘束より、現在の法務省・出入国在留管理庁(入管)での外国人での拘束の方が、制度として酷い―-。11月8日、衆院法務委員会で行われた質疑で浮き彫りとなった。その背景には「東京オリンピックのための治安維持」があり、入管行政のみならず、日政府としての姿勢も問われそうだ。 迫害から逃れてきた難民や、日結婚しているなど、帰国できない事情を抱えた外国人を法務省・入管がその収容施設に長期間にわたり拘束(=「収容」)していることは、これまでも、国連や内外の人権団体から批判されてきた。 「収容」は強制送還までの措置ではあるものの、帰国できない事情を持つ外国人は、無期限に拘束されてしまうという問題がある。今年6月には、入管による長期拘束に抗議してハンガーストライキを行っていたナイジェリア人男性が餓死。日弁護士連合会は会長声明で入管を批判した。 問題は、こうした在日外

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  • 表現の不自由展「平和の少女像」の背景を考える 抵抗の中で生まれた民衆美術 |好書好日

    民衆美術の作品の例。民主化闘争で亡くなった学生の追悼行列で掲げられた崔民花「君よ、あけたままの目で」(1987年)=古川美佳さん提供 日のみならず韓国社会への問いかけ 韓国では1960年代から、軍事独裁政権に抵抗する民主化闘争が知識人などを中心に始まった。多数が虐殺された80年の光州事件を機に格化すると、それに呼応するように、民衆美術は生まれた。報道が規制されるなか、虐殺や抑圧の実態を伝えるため、木版画や垂れ幕絵が作られた。少女像作者の金運成(キムウンソン)、金曙ギョン(キムソギョン)夫も、美術大学在学中から民衆美術を手がけた。 しかし民衆美術は長く韓国美術の表舞台から排除されていた。「街頭や工場など運動の現場で展開され、現実の矛盾をリアルに描く作品は芸術としては認められにくく『プロパガンダ』とみなされた」という。 それでも大勢が加わったのは、植民地化、南北分断、独裁政権と続く歴史

    表現の不自由展「平和の少女像」の背景を考える 抵抗の中で生まれた民衆美術 |好書好日
  • キモオタによるフェミニズム概論

    フェミニストからキモオタは死ねと言われ、私はもちろんキモオタであるから激昂してクソフェミは死ねと言い返しかけて、そこでふと気がついて困惑した。 フェミニズムとは何だろうか。 私はフェミニズムを名前ぐらいしか知らない。しかし知らないものを知らないままにしておくことは、少なくとも私にとってキモオタらしからぬ行為である。私は自分に自信をもってキモオタでありたい。クソフェミに死ねと罵られるキモオタであることに誇りを持ちたい。ならばフェミニズムについて知らなければならない。 しかしフェミニズムについて知りたかったら何を読めばいいのか。これが意外と分からない。ロールズやセンを読めというのを見つけたので読んでみたが、やはりフェミニズムが分かった気になれない。 そこで手当たり次第に適当にフェミニズムの書籍を読んでまとめみることにした結果が稿である。決して十全ではないが、私同様、フェミニズムをよく知らない

    キモオタによるフェミニズム概論
  • 「美の体験」とは~「表現の不自由展」を報告する(上)(江川紹子) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    遅まきながら、あいちトリエンナーレ「表現の不自由展・その後」を見ての報告をしたい。 開幕から3日で中止に追い込まれ、県が設けた検証委員会による中間報告を受けて再開したのが10月8日。以降、連日多くの人が鑑賞しようと会場を訪れたが、安全対策の強化と、作品への理解を深めるための説明や議論を行う必要から、入場者制限、手荷物の持ち込み制限、などが行われた。それによる「鑑賞の不自由」については、様々なメディアが報じているので、ここでは省略する。 会場に入る前に 会場は通路からすぐの所にある「調査報道センター」による映像展示が行われている部屋の奥にある。さらに、入り口には半透明のカーテンがかかり(稿のタイトル下の写真参照)、その手前にこの企画展の趣旨を説明したプレートがある。見たくない人がいきなり展示物を目にしたりすることにならないよう、一定の配慮は行われている。 会場に入る前に予備知識を学ぶ掲示を

    「美の体験」とは~「表現の不自由展」を報告する(上)(江川紹子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • 東大教員有志が「あいち」不交付に抗議したわけ - 加治屋健司|論座アーカイブ

    東大教員有志が「あいち」不交付に抗議したわけ 学問の自由への懸念、国の信用にもかかわる 加治屋健司 東京大学大学院准教授 10月9日午後、東京大学教員有志167名の連名で、「文化庁によるあいちトリエンナーレへの補助金の不交付決定に対する東京大学教員有志の声明」を、萩生田光一文部科学大臣と宮田亮平文化庁長官宛てに送付した。 声明は、文化庁が、「あいちトリエンナーレ」の一部である「表現の不自由展・その後」が一時公開できなくなったことを理由に補助金を全額不交付とする決定をしたことに強く抗議し、不交付決定の取り消しを要望する内容である。 声明を出すことになった背景には、今年5月に東大に発足した芸術創造連携研究機構(以下、芸術機構)の存在がある。 芸術機構は、七つの部局(学部・研究科など)が連携する横断的な組織で、多様な分野の研究者が連携して、芸術家との協働・連携も行いながら、芸術創造に関する分野融

    東大教員有志が「あいち」不交付に抗議したわけ - 加治屋健司|論座アーカイブ
  • 大浦信行と村上隆/オリエンタリズムをめぐって:彦坂尚嘉の〈第41次元〉アート:So-net blog

    「県立博物館・美術館で開催中の展示をめぐって、一部の作品が同館の要求で展示されない事態が起きている。同館は展示しなかった理由について具体的な説明をしていない。専門家から「検閲だ」との指摘も出るなど、同館の姿勢は美術表現の自由に対して不透明さが残る。さらに今回の事態で見えてきたのは、美術館の在り方にとどまらず、企画者の置かれている状況や作品発表でほんろうされる作家の立場など、美術表現の場を取り巻く複合的に横たわる問題点だ。」(琉球新報)

    大浦信行と村上隆/オリエンタリズムをめぐって:彦坂尚嘉の〈第41次元〉アート:So-net blog
  • アートという「避難所」が消えた世界は

    前々回に引き続き、「あいちトリエンナーレ」(以下「あいトリ」と略記します)の問題を取り上げる。 補助金交付(あるいは不交付)の是非については、前々回の当欄で比較的詳しく論じたので、今回は、別の話をする。 別の話というよりも、そのものズバリ、最も基的なとっかかりである「表現の自由」ないしは「アート」そのものについて書くつもりでいる。というのも、「あいトリ」問題は、各方面のメディアが取り上げた最初の瞬間から、ずっと、「表現の自由」それ自体を考えるべき事案であったにもかかわらず、なぜなのか、その最も大切な論点であるはずの「表現の自由」の議論をスルーして、「公金を投入することの是非」や「日韓の間でくすぶる歴史認識の問題」や「皇室への敬意」といった、より揮発性の高い話題にシフトする展開を繰り返してきたからだ。 ここのところを、まず、正常化しなければならない。 今回、私がつい2週間前に扱ったばかりの

    アートという「避難所」が消えた世界は
  • 美術家・大浦信行さんと天皇コラージュ事件(創) - Yahoo!ニュース

    《はじめに》2019年8月3日、「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」が突如中止になるという事件が起きた。4年前に都内で開催された「表現の不自由展」を拡大する形で、津田大介さんの企画で実現した企画はわずか3日間で中止になったのだった。 その事件の中で、抗議が殺到した作品とされたのが、慰安婦問題をテーマにした少女像と、大浦信行さんの「遠近を抱えて part2」だった。会場で公開した動画が、「天皇の写真を燃やしていた」などと誤って伝えられ、天皇批判の政治的作品と矮小化されてしまったのだが、実はそうではない。 大浦さんといえば、その版画「遠近を抱えて」で以前、右翼団体の激しい攻撃にあったことがあった。その経緯をレポートしたのが以下掲載する記事だ。報告は、2014年、大浦さんが「靖国・地霊・天皇」という映画を製作し、公開された話から始まる。(編集部) 6月、映画監督の大浦信行

    美術家・大浦信行さんと天皇コラージュ事件(創) - Yahoo!ニュース
  • 「表現の自由」について憲法学者2人が語ったこと。どのような表現まで許される?

    【あいちトリエンナーレ2019】で中止となっている企画展「表現の不自由展・その後」。表現の自由と芸術について、憲法学者らがフォーラムで話した。

    「表現の自由」について憲法学者2人が語ったこと。どのような表現まで許される?
  • 【全文公開】チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『なにかが首のまわりに』より表題作「なにかが首のまわりに」|Web河出

    海外文学 ナイジェリア 文庫 - 外国文学 【全文公開】チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『なにかが首のまわりに』より表題作「なにかが首のまわりに」 チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ くぼたのぞみ訳 2019.09.03 なにかが首のまわりに アメリカではみんな車や銃をもってる、ときみは思っていた。おじさんやおばさん、いとこたちもそう思っていた。きみが運良くアメリカのヴィザを取得したとたん、みんなそろって、ひと月もすれば大きな車をもって、すぐに広い家に住むようになるだろうけど、アメリカ人みたいに銃だけは買わないで、といった。 ぞろぞろと、きみが父親、母親、それに3人の弟や妹と暮らしているラゴスの部屋までやってきて、みんなに行き渡る椅子がないのでペンキの塗っていない壁にもたれて、大きな声でさよならをいい、小さな声で送ってほしいものをあげた。彼らの望み──ハンドバッグ、、香水、衣服──なん

    【全文公開】チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『なにかが首のまわりに』より表題作「なにかが首のまわりに」|Web河出
  • 私たちは何を学べるのか? 小田原のどか評「表現の不自由展・その後」

    私たちは何を学べるのか? 小田原のどか評「表現の不自由展・その後」 「あいちトリエンナーレ2019」の一企画であり、8月3日に展示が中止された「表現の不自由展・その後」。この展示中止をめぐっては、「検閲」「表現の自由」「キュレーション」など様々な角度から議論が巻き起こっている。この企画を、「あいちトリエンナーレ2019」参加作家でもある小田原のどかが「表現の不自由展・その後」の全17の出品作にも目を向けながら分析する。 文=小田原のどか 扉が閉ざされた「表現の不自由展・その後」と「CIR」の展示室 「失敗」の研究 先月末、筆者は「広島市平和記念資料館」について書いた。展覧会レビューという形式を借り、日の戦時の「加害」について展示することをめぐって広島と長崎の二つの原爆資料館を架橋し、1996年の長崎で起こった「加害展示論争」に光を当てる内容だ。 このような論考を書いたのは、まだ日には存

    私たちは何を学べるのか? 小田原のどか評「表現の不自由展・その後」