一方、こうした動きへの反発も目立ち、「自称トランスジェンダーが男性器がついたまま温泉や女性用トイレなどを使い混乱する」といった言説も繰り返されている。 そんな中、元参議院議員、松浦大悟氏が4月23日に発表した論考「国会で性別の定義変更の議論が始まろうとしている」も同様の主張を展開。当事者や専門家から「トランスヘイトを助長する」と批判の声が上がる。 BuzzFeed Japan Medicalは、当事者や弁護士、GID(性同一性障害)学会理事長、LGBT議連事務局長に取材し、こうした言説を検証した。 トランスジェンダーを含むLGBTの権利を保障する法整備の動き日本で2003年に作られた「性同一性障害特例法」は、生まれ持った生物学的な性別に違和感を抱く人に、身体変更や生殖腺切除などを要件として戸籍の性別変更を可能とする法律だ。 WHOは2018年6月「国際疾病分類」の最新バージョン(ICD-1
![男性の外見のまま女湯に? トランスジェンダーめぐる言説を当事者や専門家が批判「バッシング、看過できない」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/49f40ee666aa773d292920aa68bcd83119634500/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.buzzfeed.com%2Fbuzzfeed-static%2Fstatic%2F2021-05%2F11%2F3%2Fcampaign_images%2F194b3b28816e%2F--2-4848-1620703481-6_dblbig.jpg)