無許可でダンスクラブを営業したとして、警視庁は27日、東京都港区六本木の「バニティ レストラン トウキョウ」経営、小原健容疑者(31)ら3人を風営法違反(無許可営業)の疑いで現行犯逮捕した、と発表した。 同店は約430平方メートルのフロアに約800人を収容できる都内最大級のクラブだった。 発表によると、小原容疑者らは26日午前2時頃、都公安委員会の許可を受けずに店内にDJブースやお立ち台を設け、客にダンスをさせた疑い。この時間帯には店内に客ら約500人がおり、うち50人が踊っていた。小原容疑者は「ダンスをさせた認識はない」と容疑を否認している。 風営法では、客にダンスなどをさせる「ナイトクラブ」を営業するには公安委の許可が義務付けられているが、同店は深夜営業の酒類提供飲食店の届け出しかしていなかった。店内に「ダンス行為の禁止」などと貼り紙をしていたが、同庁は連日、数百人の客を店内で踊らせ、