こうすると、実質的に時間予算として割り当て可能なのは7時間ということになります。8時間の予算のうち1時間がバッファ時間として確保されるわけです。 もし、午前中の段階で30分の遅れが発生した場合は、予め確保しておいた15分に加えて、午後の30分から15分を切り出して、午前中で遅れを取り戻すようにします。もちろん、昼休み1時間のうちの15分を充てることで、午後のバッファ30分を温存することもできます。 ただし、上記は定時(18:00)にきっちりと仕事を終えることを想定していますので、もともと残業しないと終わらないくらいの仕事がある場合には現実的なプランにはなりません。そこで、18:00~21:00のセクションを起用します。ただし、このセクションについてもバッファとして45分もしくは1時間を確保しておくようにします。 一見すると、時間があるのにそれを目一杯使わないのは何となく損をしているような気
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