高松市の中学校教諭が、自宅から遠隔操作するために「パソコン管理運用システムを遮断、妨害するソフト」を学校のコンピューターに組み込んでいたという。教諭はこれを利用して構内データを私物USBメモリを使って持ち出したり、学校のコンピュータに自宅からアクセスして教材作成ソフトなどを利用していたそうだ(四国新聞、毎日新聞)。 2012年にシステム管理者が「ウイルス感染」を発見、確認したところ管理運用システムを妨害するソフトが入っていたほか、パソコンに外部からアクセスできるよう設定が変更されていたことが判明したという。情報の流出や紛失などは確認されていない。なお、2013年2月からは許可を受けた上でのリモートアクセスが可能になっていたが、これが制度化される前に無許可でアクセスしていたということで、服務規律違反行為として調査が進められているという。