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今の若い人に足りないのは営業力という話を先日ネットで見かけ、営業力かぁ……と考えることがあった。SEとかも事実上営業だしなとか。営業の仕事って今どうなっているんだろ。 私は営業の修羅場にいたことはないが、若造だったころ短期間というか不定期にその端くれにいたことがある。年配のおっさんとペアだったこともあり、これは実地で学ぶ技術だなと思った。 営業の技術は体系的な知識にまとめられる部分もあるのだろうが、なんともうまく言葉にならない部分もある。人柄が勝負ということも多い。あるいは、そういう人柄のようなインターフェースを作る技術かもしれない。 ペアだったおっさんはそうした「人柄」を顧客には見せたが、私にはビジネスライクでそれほど見せなかった。私がとっつきにくい若造だったからだろうが、あるとき、ぼそっと「やる気があるなら君には営業の才能があるよ」と呟いた。自分がそのころのおっさんの歳になりなんとなく
統一地方選やってる間に出た記事。結果として、この問題貿易商社関連だけで30人以上の日本人拉致を組織的に行ってきたことが関係者の証言として報じられました。 北朝鮮に2児拉致、父親勤務先の女役員が指示か http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070405i401.htm「ほかに30人北へ」埼玉2児拉致で関係者漏らす http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe4200/news/20070406i501.htm 拉致問題の一連の記事で言うと、いわゆる拉致議連が携わってきたころに問題視された事案と、昨今の対北朝鮮国内対策が進んできて明らかになった事案、とりわけ、遺骨問題とか家族会で語られたスキャンダルのころから随分変わってきたなあという印象を受けます。 拉致議連は当初の顔ぶれで表舞台から去っている人もあり、何かのタガが外れたの
世界4大メジャーレコード会社のひとつである英EMIグループはこのほど、DRMの付かない音楽コンテンツの配信を、世界最大の音楽・動画コンテンツ配信サービスであるAppleの「iTunes Store」上で始めると発表した。 「DRM」とはDigital Rights Managementの略。直訳すれば「デジタル著作権管理」という意味だが、オンラインコンテンツ配信においては「PCを通じたコピー回数などを制限する機能」もしくはシンプルに「コピーガード」と同義で意味で使われることが多い。 EMIグループはこれまで、4大メジャーの中でもっともオンライン配信に積極的であり、かつ厳しいDRMをコンテンツに課すレコード会社であった。そのEMIが突如「DRMを外す」と宣言したわけである。今回の発表を受けて、今頃世界中のうるさ型の法務部を抱えるレコード会社は大騒ぎしていることだろう。そして、音楽制作の現場で
4/7の記事へのコメントに「日本のマスコミは、戦前・軍部・ファシズムを糾弾してさえいれば心理的には『道徳的戦勝国』側にいられるので、ただ楽な方を選んでいるのです」という指摘があった。たしかに、左翼的知識人にあるのは「ナショナリズムなんか信じているのは感情をコントロールできない頭の悪い奴だ。自分はそういう感情を克服して普遍的正義の側に立っているのだ」という優越感である。これは戦前からの伝統で、かつてマルクス主義に走った人々に大地主の子弟が多かったのも、「財産を捨てて貧しい人に尽くす」ことに道徳的な満足を覚えていたからだ。 こういう露悪的エリート意識は、いまだにカルスタやポスコロやフェミニスト一派に多い。彼らはマスメディアの言葉尻をとらえて「潜在的な差別意識」を指摘し、それを「脱構築」することが正義だと信じているが、自分の依拠する価値観が他ならぬオリエンタリズムだということに気づいていない。
滅びゆくサヨクと語学教師の失業対策 吉見俊哉『カルチュラル・スタディーズ』講談社 数年前まで、「マス・コミュニケーション学会」というのに所属していたことがある。たまに学会に出ると、「カルチュラル・スタディーズ」と銘打った発表がやたらに多いので、何かと思ってのぞいてみると、内容は映画や漫画に小むずかしい理屈をつけただけだった。これは発表者の頭が悪いだけなのかと思って解説書を読んでみたが、何のことはない、全部その手の「文化的雑談」なのだ。 この中心となっているのが、著者も所属する東大の社会情報研究所である。もとは占領軍によって新聞研究所として作られたが、斜陽産業の新聞ばかり評論していても先が見えているので、「社会情報」という意味不明の名前がついた。もとは文学部の3類(社会学・心理学)と一緒になって「社会情報学部」を作ろうと画策したが、文学部に断られたそうだ。それはそうだろう。社会学や心理
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