タグ

ブックマーク / soneakira.hatenablog.com (48)

  • キカイ - soneakiraの日記

    機械の仮病 作者: 秋田禎信出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/11/23メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 24回この商品を含むブログ (11件) を見る やはり体調がすぐれず、更新する気分にもなれず。 鼻炎カプセルの薬効が切れると、正直なものでハナたれオヤジとなる。 テスト版リライト原稿にもかからねばならないのだが。 ほぼ終了となる印刷物の仕事の見積依頼。 控えめな誠実料金でメールする。 『機械の仮病』秋田禎信著を読む。初読。 身体の一部が機械と化すキカイな「機械化病」に罹った人々を巡る短篇集。 ただし表面には機械らしきものは露呈しない難病・奇病。 井上夢人が『オルファクトグラム』では、 ニオイが視覚で見える能力の持ち主が描かれており、 浅暮三文は『針』で余りにも鋭敏な「皮膚感覚」の持ち主を取り上げている。 陳腐と思われるアイデアを破綻の無い作品に仕

    キカイ - soneakiraの日記
    morutan
    morutan 2011/05/01
    『身体の一部が機械と化すキカイな「機械化病」に罹った人々を巡る短篇集。』『井上夢人が『オルファクトグラム』では、ニオイが視覚で見える能力の持ち主が描かれており、』
  • 出ましたタツロー - soneakiraの日記

    お待たせしました! 東京ゴールデン商会渾身の最新作『オヤジ語録〜OYA-G GO ROCK!』が 配信開始! http://itunes.apple.com/tw/app/id429896510?mt=8# 巷ではデーブ・スペクターのTwitterが人気を集めているいま、 おやじギャグがあついゼ!うざいゼ!よろしく!! 「★リリース記念セール開始★ 5/9までの期間限定で、 350円→115円(67%OFF)で提供いたします! これを機に、鉄板のおやじギャグを身につけましょう♪ 果たして、あなたは書を読まずして飲み会に行けるか? 「オヤジ」。 人はいつからそう呼ばれるのでしょうか。 先日、22歳の女性から話を聞きましたが、30代以上はみな等しく 「オヤジ」に見えるそうですね。 つまり、31歳だろうが、43歳だろうが、「オヤジ」は「オヤジ」なんです。 読者のみなさまの多くもすでに「オヤジ」

    出ましたタツロー - soneakiraの日記
  • 咀嚼中 - soneakiraの日記

    ポストモダンの共産主義 はじめは悲劇として、二度めは笑劇として (ちくま新書) 作者: スラヴォイ・ジジェク,栗原百代出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/07/07メディア: 新書購入: 8人 クリック: 221回この商品を含むブログ (63件) を見る 『ポストモダンの共産主義』スラヴォイ・ジジェク著の引用と感想を。 「現代はことあるごとにポスト・イデオロギーの時代であることを 標榜しているが、このイデオロギーの否定こそ、われわれがかつてないほど イデオロギーに組み入れられていることの決定的証拠である。 イデオロギーはつねに格闘の場−とりわけ過去の伝統を現在に帰属させる 闘いの場だ」 関係ないかもしれないが、「ポスト○○○」っていうと、 字面はカッコいいが、よーく考えると実態は案外空疎だったりする。 「ハートとネグリが「コモンズ」と呼ぶもの、−略−これを私有化することは 暴力

    咀嚼中 - soneakiraの日記
    morutan
    morutan 2010/08/31
    ジジェク、「ポストモダンの共産主義」。シノドス経由な話だとベーシックインカム論もあるそうだけど
  • 湿気 - soneakiraの日記

    雨が降ったり止んだり。 じめじめ、なめくじ、カビ、湿気。 坪庭のササが雨後のタケノコ状態で 何か剪定ハサミで切る。 煮つけてはえないものだろうか。 YouTubeでたまたま面白いTV番組を発見。 ガロの時代を読む 1/5 ガロの時代を読む 2/5 ガロの時代を読む 3/5 ガロの時代を読む 4/5 ガロの時代を読む 5/5 『ガロ』ヒストリー。 誰かが言っていた「マンガの目利き長井勝一の個人誌」は 言いえて妙。 『ガロ』の変遷や果たした役割が、よくわかる。 『ガロ』や『COM』は、新人発掘やマンガの間口を広げたが、 今後21世紀の『ガロ』や『COM』は、生まれるのだろうか。 電子書籍で産直方式。でもそこには、 編集者、編集者的センスがなければなとも思う。 人気blogランキング

    湿気 - soneakiraの日記
    morutan
    morutan 2010/07/25
    「ガロの時代を読む」って番組?あったのか
  • 異種格闘技の時代 - soneakiraの日記

    異業種競争戦略 作者: 内田和成出版社/メーカー: 日経済新聞出版社発売日: 2009/11/10メディア: 単行購入: 7人 クリック: 43回この商品を含むブログ (18件) を見る 仕事で参考書にした 『異業種競争戦略 ビジネスモデルの破壊と創造』内田和成著の感想メモ。 今までのビジネスは同業他社、同じ土俵の上で闘えばよかった。 コンペティターは、いわば手の内を知っているライバルとの闘いだから、 ある程度まではどんな手で来るかは読めた。 かつて『タイガーマスク』でゼブラマンという大型覆面レスラーが 登場したが、どっからどう見てもジャイアント馬場と即座にわかったように。 ところが昨今、全く畑違いからの相手と組むようになった。 作者は「異種格闘技」と読んでいるが、言い得て妙。 ならどうすれば組んだことのない相手と闘って勝つのか。 具体的な事例をふんだんに取り上げきわめてわかりやすく述

    異種格闘技の時代 - soneakiraの日記
    morutan
    morutan 2010/07/25
    @satokomとかこれ役に立つんじゃねーの
  • ケータイが死んだ - soneakiraの日記

    思想地図〈vol.5〉特集・社会の批評(NHKブックス別巻) 作者: 東浩紀,北田暁大出版社/メーカー: 日放送出版協会発売日: 2010/03/25メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 38人 クリック: 888回この商品を含むブログ (58件) を見る 雨ばっか降る。 朝、帰宅すると置手紙。 ハイパーメディア・クリエイターじゃないから、 三行半じゃないよなと文面を見ると、 子どものケータイが死んだそう。 ある日、ママンじゃなくてケータイが死んだ。 どーせ、無くすか、壊すだろうと思って ケータイ補償お届けを申し込んで、月300円支払っていてよかった。 止めようと思ってた矢先。 サービスセンターへ電話すればいいんだけど、 最寄のドコモショップに行く。 身分証明書も忘れずに。 親切そうなお兄さんに見てもらったが、水濡れが原因らしい。 精密機器を濡らしちゃあ。 明日、同じ機種が届くとのこ

    ケータイが死んだ - soneakiraの日記
    morutan
    morutan 2010/06/10
    『野中広務の基調講演と共同討議が読み応えがあった。 「平和、反戦」のための保守政治が、戦争体験者が少なくなるにつれ、 保守政治の概念が変わっていった。』 cf.民主と愛国
  • 来客あり - soneakiraの日記

    仮想儀礼〈上〉 作者: 篠田節子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/12メディア: 単行購入: 3人 クリック: 44回この商品を含むブログ (49件) を見る 土・日に珍しく来客。 ネコが早速、偵察に来る。 呼べば接近するが、一定の距離感を保っている。 いつも寝ている部屋のレイアウトが変わったのも 気になるらしくそわそわ。 図書館から借りた『仮想儀礼』(上)(下)篠田節子著を読む。 以前、この出版・広告不況を凌ぐには 議員(市会、区会なんでもいい)になるか、宗教を起こすか、 どっちかだよな。と友人と雑談して盛り上がったことがあった。 このは、後者の方。 役人の傍ら内緒の副業小説ゲームストーリーを書いていた男。 夢に賭け、安定した公務員の職を辞す。 その担当編集者が、版元の倒産(計画倒産?)により姿をくらます。 見事にハシゴをはずされた男。ひょんなことから元編集者と再会し

    来客あり - soneakiraの日記
    morutan
    morutan 2010/06/10
     『信仰とは何か。神とは何か。というよりも、 現代人の宗教との関わり方を、一種の笑劇(ファース)として描いている。』 cf.「日本の10大新宗教」「大地の母」「邪宗門」
  • 知らなかったことばかり - soneakiraの日記

    奪われる日の森―外資が水資源を狙っている 作者: 平野秀樹,安田喜憲出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/03メディア: 単行購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (8件) を見る 明け方、雨が予想外に強く降る。 その前、ネコが二階から脱兎の如く、 駆けてきて目が醒めてしまう。 歳取ると、てきめん眠りが浅くなるし、小便が近くなる。 電気スタンドをつけて 『奪われる日の森 外資が水資源を狙っている』平野秀樹・安田喜憲著の 続きを読む。 外国では「外国土地法」によって外国人は土地が、森が買えないそうだ。 そうそう、バブルの頃、バリ島フリークの知り合いが、 バリに土地を買ってコテージでも建てようと調べたら、 外国人は買えないっていっていた。 ところが、日は、買えるんだって。 で、外資が森、日の山林を買いつつあると。 森はCO2削減装置あるいはオゾン発生装置だし、

    知らなかったことばかり - soneakiraの日記
    morutan
    morutan 2010/06/10
    ああ、そうそう。オーストラリア成金とか >外国では「外国土地法」によって外国人は土地が、森が買えない、だが日本では買えるそうだ
  • うまうま - soneakiraの日記

    すゞしろ日記 作者: 山口晃出版社/メーカー: 羽鳥書店発売日: 2009/08/01メディア: 単行購入: 3人 クリック: 92回この商品を含むブログ (42件) を見る 世間はipadなどと騒いでいるが、 その真逆にあるといってもいい『すゞしろ日記』山口晃著を読む。 うーん、なんて素敵な土曜の午後なんだ。肌寒いけど。 当代きっての画家の身辺雑記漫画エッセイ。 ほとんどが夫婦に起きた出来事という楽屋落ち的世界。 一見夏目漱石か柳沢教授風の作者と 山岸涼子の自画像似のとのやりとり。 まさに、夫婦ある!ある!笑える。 当然絵が達者で、字も達者。 あこがれちゃうほど、うまい。 ヘタうまじゃなくて、うまうま。 絵は一見昔風なんだけど、内容はいまで、その時制のなさが、 見慣れるとたまらなくなってくる。 ペンか筆で描いていると思ったが、ひょっとしてボールペンかも。 ただ惜しむらくは、コマが小さ

    うまうま - soneakiraの日記
    morutan
    morutan 2010/06/10
    当代きっての画家の身辺雑記漫画エッセイ。 ほとんどが夫婦に起きた出来事という楽屋落ち的世界。 一見夏目漱石か柳沢教授風の作者と 山岸涼子の自画像似の妻とのやりとり。 まさに、夫婦ある!ある!笑える。
  • サカン、サカン? - soneakiraの日記

    左官礼讃 作者: 小林澄夫出版社/メーカー: 石風社発売日: 2001/08メディア: 単行購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (2件) を見る 週末は再びが法事で不在のため、 朝仕事後、豚児(娘だよとブタれるかも)に事の世話をする。 ちびちび麦焼酎を飲みながらシチューを煮込む。 ちびちび麦焼酎を飲みながら ツナを耐熱器に開け、溶けるチーズを山のようにふりかけ、 温めたオーブンに放り込む。 で、土日は『左官礼賛』小林澄夫著を読む。 富士ゼロックスのPR誌『グラフィケーションNo.165』で 「土壁に魅せられて−土を塗る、土を撮る」という挟土秀平と小松義夫の対談で、 「カリスマ左官」と呼ばれる挟土のバイブル替わりとなったとして紹介されていた。 挟土秀平のプロフィールはこちらで。 左官 挾土秀平 Official Web Site 引用2箇所。 「たぶん、私達が技術

    サカン、サカン? - soneakiraの日記
    morutan
    morutan 2009/11/17
    産業デザインと民芸運動の間ぐらいの話、というかブランドになってしまった民芸以前の技の話
  • 降ればどしゃ降り - soneakiraの日記

    グーテンベルクからグーグルへ―文学テキストのデジタル化と編集文献学 作者: ピーターシリングスバーグ,明星聖子,大久保譲,神崎正英出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会発売日: 2009/09/25メディア: 単行 クリック: 35回この商品を含むブログ (14件) を見る ほんとに小ぬか雨やそぼ降る雨などは、死語になってしまったようだ。 顔が濡れると力が出ない。って、オノレはアンパンマンか。 『グーテンベルクからグーグルへ 文学テキストのデジタル化と編集文献学』 ピーター・シリングスバーグ著を読む。 作者に言わせりゃ「手稿→→テキスト」と書くもの、読むものは変遷してきた。 この流れを今一度考えてみることは、なかなか面白い。 エーコの『薔薇の名前』ではないが、「手稿時代」、 は極めて限られた人のものだった。 これを量産できるようにしたのが、ご存知、グーテンベルクが発明した活版印刷。

    降ればどしゃ降り - soneakiraの日記
    morutan
    morutan 2009/11/12
    『グーテンベルクからグーグルへ 文学テキストのデジタル化と編集文献学』 モードの変化というところの記述がまず説得力があるかだけど、モードの変化による思考や行動→社会システムの変化まで随想できてるか
  • おそまつ - soneakiraの日記

    子どもの最貧国・日 (光文社新書) 作者: 山野良一出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/09/17メディア: 新書購入: 9人 クリック: 60回この商品を含むブログ (57件) を見る 『子どもの最貧国・日』山野良一著を読む。 親である大人が「貧困」に苦しむようになれば、当然、その子どもとて苦しいのだ。 福祉が高齢者に手厚いのは、票田だからなのだろうといぶかるぐらい、 この国の「児童福祉」のおそまつさ、現状を改めて知る。 「生活保護の審査などの厳しい運用方法」は、「不正受給を減少」するためという 大義名分があるからだとか。しかし、 「83年の不正受給は全国で789件、全体の生活保護世帯の0.1%でしか発生していない」 そうだ。トカゲの尻尾切りか。 「(日政府は)公的な(家族福祉の)支出をほとんど行わず、家族だけに頼る政策を 続けてきたことのツケが、子どもたちの貧困の増加を

    おそまつ - soneakiraの日記
    morutan
    morutan 2009/07/01
    『子どもの最貧国・日本』山野良一著
  • 生きていることは労働だ - soneakiraの日記

    ベーシック・インカム入門 (光文社新書) 作者: 山森亮出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/02/17メディア: 新書購入: 24人 クリック: 276回この商品を含むブログ (123件) を見る 引き続き、企画、ネタ出し。 一つはまとまって、あと一案まとまったら、 担当者にメールして反応をうかがってみよう。 『ベーシック・インカム入門』山森亮著を読む。 「ベーシック・インカム入門」とは「無条件給付」のこと。 誰もが−貧富の差に関係なく−毎月給付を受ける制度。 ほぼ同じことをミル、ラッセル、ケインズ、 ガルブレイスからネグリまで、主義・主張を越えて これまで考えられてきたそうだ。 ショックだったのは、ぼくがざっくりと表にまとめた 日と世界各国との「(生活保護費など)公的扶助の比較」。 日(正しくは日政府か)、ドケチ。 あのアメリカよりも割合が低いし、しかも指数でみればマイナ

    生きていることは労働だ - soneakiraの日記
    morutan
    morutan 2009/06/12
    『ベーシック・インカム入門』山森亮著
  • 君にバラバラという感じ - soneakiraの日記

    クラウド化する世界 作者: ニコラス・G・カー,Nicholas Carr,村上彩出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2008/10/10メディア: ハードカバー購入: 21人 クリック: 162回この商品を含むブログ (156件) を見る W杯、日対ウズベキスタン戦、負けない、点を取られないサッカーを 日がしていた。明らかにアウェイって感じのジャッジにも 最後まで浮き足立つことなく、集中力が最後まで切れなかった。 『クラウド化する世界』ニコラス・G・カー著を読む。 引用一ヵ所。 「コンテンツのバラ売り(アンバンドリング)は、新聞その他の印刷出版に 限ったことではない。大部分のオンラインメディアに共通する特徴である。 −略−アマゾンドットコムは書籍をアンバンドリングして、ページ単位で 販売する計画を発表した。グーグルは論争の的となっているブックサーチ サービスを通じて、出版物の文を「

    君にバラバラという感じ - soneakiraの日記
    morutan
    morutan 2009/06/12
    「クラウド化する世界」。新興メディアの業態分析系
  • 種まき - soneakiraの日記

    次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの 作者: 湯川鶴章出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2008/09/27メディア: 単行購入: 16人 クリック: 146回この商品を含むブログ (36件) を見る せっせと仕事の種をまく。 連絡をとって都合がつけば、会いに行く。 泥臭いかもしれないが、できるうちにしておかないと。 『次世代マーケティングプラットフォーム』湯川鶴章著を読む。 広告とマスメディアからネットへシフトしつつある アメリカの最新事例を踏まえつつ、日のこれからの広告を洞察している。 (アメリカ出羽の守か)。 ネットにできて広告とマスメディアにできないもの。 それを作者は、「三河屋さん」と呼んでいる。 「サザエさん」に出てくる酒屋の御用聞きだ。 「三河屋さん」は顧客の購買履歴や属性などを熟知している。 顧客との築かれたライ

    種まき - soneakiraの日記
    morutan
    morutan 2009/05/27
    「次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの 」(湯川鶴章) | いちお読む
  • プライド - soneakiraの日記

    プライドワーク―自分をつくる働き方 作者: 今一生出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2007/10メディア: 単行 クリック: 6回この商品を含むブログ (3件) を見る 電話取材は日程的に何の問題もないが、仕切り直しの仕事が、辛い。 モチベーションをどうやってあげようか。 先日のエントリーで、 フリーター・ニートから脱却するには、起業、自営業がいいってことを、 ちらと書いたけど、この、『プライドワーク』今一生著が、 その精神から具体的なワーキングスタイルを提言している。 提言、やさしいアジテーションといった方が適切かも。 自分の好きなことを仕事にして、喰っていける。で、人様の役にも立つ。 こりゃ自営しかないでしょうと。 冒頭に作者自身のいままでの働き方が赤裸々に書かれ、 次に、インタビューが載っている。 ありきたりのサクセスストーリーじゃなくて、実に素敵な話。自慢じゃなくて自然体。

    プライド - soneakiraの日記
    morutan
    morutan 2008/01/31
    「自衛のための自営を」。「食うための仕事をほかに持ってる人は好きに自己表現できるね」みたいな話は津田さんもしとったな。BI導入→自営コンボとか妄想
  • それなりの - soneakiraの日記

    戦争経済学 作者: ポール・ポースト,山形浩生出版社/メーカー: バジリコ発売日: 2007/10/30メディア: ハードカバー購入: 21人 クリック: 300回この商品を含むブログ (72件) を見る かかっている仕事は、いまがピーク(のはず)。 合間に、先日いただいたプレゼンの仕事をつらつら。 一人ブレスト状態。企画書とコンテンツなど構成を考えるんで、 違う神経を使い、それなりの気分転換。 電車は『戦争経済学』ポール・ポースト著、山形浩生訳。 これは当たり!以下、思いつくままに。 戦争っていうと、判で押したように人道主義や倫理観などから批難されるが、 じゃあ経済学的にはどーよって書き連ねたのが、この戦争のバランスシートなんて考えたこともなかった。 で、昔は、儲かった、勝てば。 敗戦国の領土や支配していた植民地、賠償金などが得られた。 しかーし、現在は、儲からないと、様々な

    それなりの - soneakiraの日記
    morutan
    morutan 2008/01/13
    「戦争の鉄則(戦争が経済を刺激してくれるという発想)は、先進国にしかあてはまらない経済概念だ。-略-内戦は多くの低開発国において、発展の大きな障害となっている」
  • やっと - soneakiraの日記

    『のだめ〜』を録画して、ようやく、『ゆれる』西川美和監督を見る。 なるほど。独断と偏見だけど、日活ロマンポルノの秀作みたいなもんか。 もっと遡ると、社会性をテーマにしていた初期の劇画にも同じニオイを感じる。 ぶっきらぼうな音楽が気になった。カリフラワーズというバンドだとか。 youtubeに『ゆれる』のエンディング曲 「うちに帰ろう 」by カリフラワーズ Cauliflowers のPVがあったので紹介。弟役のオダギリジョーの視点で描くことは、プロモーション的にも必須だろうが、 兄役の香川照之の視点で描いたら、もっとどろどろしてて文芸的だったかも。 出口なし状態は、田舎も都会も大して違いは無いのだが、 田舎のほうが緊密、クローズドされている分、息が詰まるのだろう。 模範的跡取り息子を演じてきた兄が壊れたと取るべきなのか、 来の自分が露わになったというべきなのか。 明日から仕事始め。 人

    やっと - soneakiraの日記
    morutan
    morutan 2008/01/13
    「ゆれる」=「日活ロマンポルノの秀作みたいなもんか」、と
  • 弛む - soneakiraの日記

    新しい階級社会 新しい階級闘争 [格差]ですまされない現実 作者: 橋健二出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/10/24メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 49回この商品を含むブログ (16件) を見る 仕事が終わると、一気に力が抜け、忘却モード。 後は焼酎をあおるだけ(by岡林信康)。 『新しい階級社会新しい階級闘争』橋健ニ著を読了したが、 まとめる気にもなれず、ほっといてTVのバラエティ番組を垂れ流し。 で、上述のなのだが、「新しい階級社会」「新しい階級闘争」について わかりやすく書かれてあり、格差社会の実態を痛感させられる。 以下、雑感、書き流し。 ケン・ローチ監督らによるイギリス労働者階級の一連の救いようのない映画を 他人事で見ていたのに、いつの間にやら、日もそうなってしまっていたとは。 マルクスはプロレタリアアートはブルジョワジーに搾取さ

    弛む - soneakiraの日記
    morutan
    morutan 2007/12/30
    橋本健二、「新しい階級社会」について。低賃金非正規雇用者と正規雇用の分断。階級の固定化(社長の子は社長、貧乏人の子は貧乏人)。突破口として『社員ではなく自営業、腕のいい職人のような』
  • ダメだ、こりゃ - soneakiraの日記

    ルポ 正社員になりたい―娘・息子の悲惨な職場 作者: 小林美希出版社/メーカー: 影書房発売日: 2007/05メディア: 単行 クリック: 82回この商品を含むブログ (23件) を見る 先日、双風亭日乗はてな出張所で 取り上げられていた『正社員になりたい』小林美希著を移動中に読む。 ホットでもなく、かといってクールでもなく、 作者の実体験も単なる恨み・つらみではなく、 きちんとそれなりのロジックに昇華されており、いいルポに仕上がっている。 要するに、正社員と非正社員は きっちり、がっつり、システム化、制度化されてしまっているわけだ。 正社員になれず、ハケンになったら、 ハケンはずっとハケンのまま。 ハケンのキャリアはキャリアと認められず、 企業の思いのままに使い捨てられていく。 なんだかベルリンの壁より強固そうだ。 こうして、残るのは絶望しかないという。 また企業が非雇用社員を社員に

    ダメだ、こりゃ - soneakiraの日記
    morutan
    morutan 2007/09/01
    ハケンと正社員の間にあるベルリンの壁ほどにも強固な隔たりについて冷静に語られているらしい。