2015-11-06 モーターのように回転するタンパク質の可視化で著名な木下一彦教授が死去された 科学 衝撃のニュースにショックを受けております。早大・木下一彦教授、滑落死か 南アルプスで遺体発見:朝日新聞デジタル木下一彦先生はF1-ATPaseと言う酵素が回転することを実証し、「1つの分子を顕微鏡で見る」と言う学術分野を切り開いたことで著名な方です。 生命の通貨“ATP”を合成する酵素ATP (アデノシン三リン酸) は生命に欠かすことの出来ない物質であり、エネルギーの放出・貯蔵を行う役目を持ちます。 ATP合成酵素 (F1-ATPase) は分子が動くことによってATPの合成を行う 1990年代までに、ATPを合成する酵素が同定され、このF1-ATP合成酵素は動くことで機能する分子であることが分かってきました。 しかし1つの分子の動き (ナノメートルの大きさ!) を調べるのは非常に難
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