J1ガ大阪は26日、FWレアンドロ(24)が中東カタールのクラブ、アルサドに完全移籍することで、クラブ間で基本合意に達したと発表した。ガ大阪のブラジル人ストライカーがシーズン途中に中東に移籍するのは、07年のマグノアウベス、08年のバレーに続いて3季連続となる。 ガ大阪によると、獲得の正式オファーが届いたのは今月中旬。レアンドロとの契約にはシーズン途中の移籍を認めない条項を盛り込んでいたが、本人の移籍の意志が固く、アルサドがガ大阪に数億円の違約金を支払うことで、認めざるを得なくなったという。 05年に来日したレアンドロは大宮、山形、神戸を経て今季からガ大阪に所属。今季のリーグ戦は23節終了時点で11ゴールを挙げ、得点ランキングはトップと1ゴール差の4位タイ。4~5月には、アジア・チャンピオンズリーグを含め公式戦9試合連続ゴールを決めるなどFW陣の軸だった。【野村和史】