中国のモバイル広告プロバイダーYoumiのSDKを使ったアプリが、ユーザー情報を収集してYoumiのサーバに送信していることが分かった。 セキュリティ分析の新興企業SourceDNAは10月18日、Appleの「App Store」で禁止されているはずのプライベートAPIを呼び出して、ユーザーの個人情報を収集しているアプリが数百本見つかったと伝えた。 この指摘を受けてAppleは、中国のモバイル広告プロバイダーYoumiが開発したサードパーティー広告SDKの問題を確認、このSDKを使ったアプリをApp Storeから削除すると表明した。 SourceDNAによると、問題のプライベートAPIではインストールされたアプリの一覧やプラットフォームのシリアル番号、ユーザーのAppleIDといった情報を収集していることが分かった。この機能は難読化され、Appleによる審査をかわしてApp Store