18日午前11時20分ごろ、久里浜発成田空港行きのJR総武線快速電車の運転士が、酒々井駅の約50メートル手前の架線に、布団がひっかかっているのを見つけた。急きょパンタグラフを下げて布団を避け、時刻通りに同駅に到着。成田駅から駆けつけた担当者がはしごで上って布団を回収した後、12分遅れで出発した。 JR東日本千葉支社によると、駅近くのマンションなどから、干していた掛け布団1枚が風にあおられて飛んできたらしい。直後に持ち主が現れ、返された。 撤去作業の間、後続電車2本は構内の別の線路を使って駅を通過。うち1本はこの駅に停車予定で、乗り降りするはずだった客ら計230人に影響した。