アーティスティック&スタイリッシュな写真に、サインペンによる手書きの文字やイラストを加えた広告デザインなど、ひと目見てそれと分かるアートディレクションを数多く手がけてきた「れもんらいふ」の代表、千原徹也さん。固定概念を覆す斬新なアイデアと、どこかクスッと笑えるユーモアを併せ持つそのスタイルは、今や企業だけでなくアーティストやファッションデザイナーからも引っ張りだこだ。京都出身の千原さんは、神戸のデザイン事務所を経て上京するも、一度大きな挫折を味わい地元に戻った時期があったという。そこからどのようにして今の地位を築き上げたのだろうか。現在は渋谷に事務所を構える彼が、クリエイティブな発想を養うために心がけたこと、コロナ以降に考える新しいビジネスモデルなど、たっぷりと話してもらった。 YOU MAKE SHIBUYA連載企画「渋谷のこれまでとこれから」 新型コロナウイルスの影響で激動する2020