七戸町観光協会(米内山隆会長)が1月から同町笊田の旧南部縦貫鉄道七戸駅で行っている同鉄道車両「レールバス」の通年公開の来場者が9日、2千人を突破した。2千人目は同町の金子久子さん(28)と長男太陽ちゃん(1つ)、久子さんの母親で東京都在住の戸倉秀子さん(62)。3人に同協会が花束、同町産のそばとジャムの詰め合わせセット、企画に協賛する南部縦貫レールバス愛好会がストラップとポストカードを贈呈した。 連休を利用して孫の顔を見に来たという戸倉さんは「びっくりした。ここに来たのは2度目。レールバスは電車とバスがミックスされた感じがよい。構内のロケーションも好きです」と喜んだ。 町観光協会職員の笹原幸恵さんは「思ったより多い。東日本大震災もあり、当初は年間で千人行くかどうかと思っていた」と手応えを感じた様子。 同愛好会代表の星野正博さんは「2千人は立派な数字だ。来年以降、町の方で事業をどうする