来月1日から携帯電話を使用しながら自転車を運転するいわゆる「ながら運転」が法律で禁止されるのを前に、警察官が自転車の利用者に対し、注意を呼びかけました。 来月1日から改正道路交通法が施行され、自転車の運転中に携帯電話を使用したり、画面を注視したりする「ながら運転」が禁止され、罰則が科されます。 また、自転車での「酒気帯び運転」や、「酒気帯び」の状態で自転車に乗る人に酒を提供する行為も新たに罰則の対象となります。 警察官は自転車の利用者に法改正について書かれたチラシを配って注意を呼びかけていました。 警視庁によりますと、ことし1月から先月までに発生した「ながら運転」による人身事故は34件に上り、このうち31件は画面を注視していたことが原因で中には歩行者と衝突して大けがをさせたケースもあったということです。 池上警察署の齋藤記央交通課長は、「周知とともに取締りも強化していく。自転車も車の仲間な