学んだ内容をノートにまとめても、次に見返したときには忘れている……。せっかく時間をかけてノートをつくっても、記憶に残らなければムダになってしまいます。 「ほかの人はどうやってノートをとっているんだろう?」「もっと効率的なノートの取り方があるはずでは?」そんなふうにお考えの方も多いのではないでしょうか。実際、ノートの取り方は人それぞれ。箇条書きにする人、マインドマップを使う人、色分けする人など、さまざまな工夫を凝らしています。 しかし、勉強内容を本当に定着させるには、見聞きしたことをただ書き写すだけでは不十分です。情報を整理し、自分の理解として深めていく必要があるのです。 そこで今回は、世界最高峰の教育機関であるハーバード大学で推奨されている「一次記録」と「二次整理」にわけたノートのとり方をご紹介します。この方法は、効率的な情報の記録と、深い理解・記憶の定着を両立させる画期的なノート術です。