米議会下院の運輸・インフラ委員会は16日、米航空機大手ボーイング旅客機「737MAX」の墜落事故2件を巡る調査の結果、ボーイングと米連邦航空局(FAA)が過ちを「恐ろしいほど積み上げた」との見解を示した。シアトルで6月撮影(2020年 ロイター/Karen Ducey) [ワシントン 16日 ロイター] - 米議会下院の運輸・インフラ委員会は16日、346人の乗客・乗員が死亡した米航空機大手ボーイング旅客機「737MAX」の墜落事故2件を巡る18カ月間にわたる調査の結果、ボーイングと米連邦航空局(FAA)が過ちを「恐ろしいほど積み上げた」との見解を示した。 委員会は最終報告書でボーイングとFAAを厳しく批判。墜落事故が「一つの失敗や技術的な過ち、誤った管理によって起きたものではない」と指摘した上で、「ボーイングのエンジニアが技術的な仮定を間違ったことやボーイングの経営陣による透明性の欠如、