ドナルド・トランプ米大統領が新型コロナウイルスに感染したことを受け、大統領選の対立候補である民主党のジョー・バイデンの支持率が上昇したことが、4日に公表された世論調査の結果から明らかになった。有権者の多くは、トランプの感染は新型ウイルスに対する傲慢な姿勢が原因だと考えている。 トランプは1日夜に新型コロナウイルス陽性が判明し、翌2日から3日間にわたって入院を続けている。世論調査は、ロイター/イプソスが成人1005人を対象に10月2日~3日に実施。11月の大統領選で投票予定の有権者は596人で、そのうちの51%がバイデンを支持、41%がトランプを支持する結果となり、バイデンのリードはここ1カ月で最大となった。 トランプの感染は、バイデンの支持率上昇に大きく貢献したとみられる。民主党支持者の65%、共和党支持者の50%が、トランプが新型ウイルスを軽視していなかったら感染は免れただろうと回答。同
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