緊急事態宣言下で、銀座のクラブをはしごした問題で、自民党の議員が離党してから一夜が明け、麻生財務大臣がいら立ちをぶつけました。 2日午前、記者から「与党議員の振る舞いについて大臣の受け止めを」と問われ、麻生大臣は「財務大臣の記者会見だからね、これは。忘れんで下さいね。あんた時々、そういう質問、社会部的な質問がすごく多い人なんだよね。テレビ朝日というところか、あなたの性格か知りませんけど」と答えました。 自民党麻生派の“最側近”である松本純衆院議員が起こした不祥事に、麻生財務大臣は、質問した記者に対していら立ちを見せました。 とはいえ、回答直前に職員が何やら耳打ちし、手元の資料をよく見ると、“不祥事に対する回答”を準備していたようです。 麻生大臣は「とにかく夜の8時以降だったっけな。外食・会食等々は控えるようにという自粛をお願いしている最中に、この種のことが起きているわけで。極めて不謹慎、も
アメリカで新型コロナウイルス対策の指揮を執るファウチ博士は子どもへのワクチン接種について、夏ごろには始めたいとの見通しを示しました。 米国立アレルギー感染症研究所・ファウチ所長:「春の終わりか初夏には子どもたちもワクチン接種ができるように望む」 アメリカの国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は29日の会見で、まだ正式に承認されていない子どもに対するワクチンの治験について、年齢の高い子どもから段階的に行う必要性を強調しました。 CNBCテレビによりますと、子どもへの接種に向けたファイザー社の治験には12歳から15歳の2000人以上が登録しました。 アメリカでは現在、ファイザー社などのワクチンは16歳以上、モデルナ社のワクチンは18歳以上に対しての緊急使用が認められています。
去年6月から厚生労働省が提供している接触確認アプリ『COCOA』。スマートフォンの機能を利用して、1メートル以内で15分以上の接触を記録し、陽性となった人がアプリに登録すると、発症日や検査日の2日前までの期間で、接触があった人に通知する仕組みです。これまでのダウンロード数は、約2400万件。感染の急拡大に伴って、陽性者の登録も増加していますが、去年の年末あたりから、接触通知を受けて病院を訪れる人が減っているといいます。 池袋大谷クリニック・大谷義夫院長:「多いときには2日1回はCOCOAアプリの接触で来院される方がいた。年明けから1例だけ。何か不具合でもあったのかなと推測はしていたけど、通常診療に追われて、どうしてだろうなと考える時間はなかった」 COCOAについては、最近、ある不具合の報告がインターネット上で相次いでいます。アプリをインストールして、しばらく使っていたにもかかわらず、突然
自民党の青年局が二階幹事長ら党幹部に次の衆議院選挙で「73歳定年制」のルールを厳守するように求めました。 自民党は衆議院選挙の比例区では73歳以上の候補者を認めない「定年制」を設けています。 菅総理大臣と山口選対委員長は定年ルールを堅持すると確認していますが、去年6月にはベテラン議員を中心に、このルールを撤廃するよう求め、二階幹事長は理解を示していました。 今月19日の青年局の申し入れに対して二階幹事長は「青年局の活動は応援している」と応じたものの、定年制を維持するかどうかについて具体的な言及はなかったということです。 45歳以下で構成される自民党青年局のトップは、これまで安倍前総理大臣や小泉環境大臣など男性のみが務めてきましたが、51代目となった今の局長は牧島かれん氏が務めています。
アメリカ・ニューヨークでは1日2万人近くの新型コロナの感染者が出ていますが、医療崩壊は起きていません。 その理由を取材しました。 ▽過去最多の感染者でも病院は“余裕あり” 東京と同じく感染拡大が続くニューヨークでは、14日に過去最多となる1万9942人を記録。 東京と人口10万人あたりで比較すると、実に約6倍もの感染者が出ていますが、現地では医療崩壊が起きていないといいます。 去年、この病院の前には診察を求める患者の長蛇の列、入りきらない遺体を冷凍トラックに収容するなど “医療崩壊”とも言える事態に見舞われましたが、現在、病院の前には平穏な光景が広がっています。 ニューヨークの隣コネティカット州の病院でも病床にまだ余裕があり、さらなる患者の急増にも十分対応できるといいます。 ハートフォード病院 キース・グラントさん 「今は320人のコロナ患者がいます。別施設に600床の用意があり、必要にな
新型コロナウイルスの後遺症で嗅覚の異常が半年間続いている女性は取材に対し、いつ治るか分からない不安を語りました。 去年7月、新型コロナに感染(30代):「感染したのは(去年)夏ごろ、その時には味覚と嗅覚がなくなった」 都内在住の30代女性。コロナ感染から半年が経過した今も、体のある感覚が失われたままの状態が続いています。 去年7月、新型コロナに感染(30代):「やっぱり嗅覚は戻っていない」 全世界で報告されているコロナの後遺症とみられる体の異常。強い倦怠(けんたい)感や味覚障害、関節痛、脱毛と、現れる場所は多岐に及んでいます。不可解なのはコロナ自体の症状の重さとは、どうやら無関係だという点。 コロナ感染当時、女性が好んで口にしていた食品。味とにおいが分からなくなったことで、選択肢は狭まったといいます。 女性は5日ほどで体調は回復し、2週間後には味覚も戻ってきたといいます。ところが、半年経過
新型コロナウイルスに感染した神奈川県大和市の一人暮らしの70代の男性について保健所が医療機関から連絡を受けていましたが、連絡が取れないまま男性が自宅で死亡していたことが分かりました。 神奈川県によりますと、大和市の70代の男性は10日に新型コロナウイルスの陽性が判明し、11日に医療機関から厚木保健所大和センターに発生届が提出されました。 2日後の13日に大和センターが男性に症状などを聞き取るため電話しましたが、つながりませんでした。 14日と15日も連絡が取れなかったため、15日に大和センターの職員が消防隊員と自宅を訪れたところ、男性が死亡していたということです。 男性は一人暮らしで、死亡した日時や死因は分かっていません。 神奈川県は保健所の業務が逼迫(ひっぱく)していて、男性の症状などを聞き取るための電話連絡が遅くなった可能性があるとしています。 これで神奈川県では12月以降、新型コロナ
広島県は16日に国が最終調整をしていた広島市の「緊急事態宣言に準ずる地域」への指定が見送られたことを明らかにしました。 湯崎広島県知事:「(感染状況の)改善が進んできたので、現時点において(緊急事態宣言に)準ずる地域として判断することが難しいと」 広島県の湯崎知事は16日の会見で、国が「ここ数日の広島市の感染状況が該当しない」と判断し、指定が見送られたことを明らかにしました。 集中対策期間は継続するとしていますが、飲食店への協力支援金は減額されるということです。
◆捜査で浮かび上がるトランプ支持者の特徴 6日に起きた議会占拠事件の捜査は進んでおり、これまでに100人以上が逮捕されている。容疑も不法侵入から夜間外出禁止令違反、器物損壊までさまざまだ。FBIは、SNS上で拡散された現場写真などを公開して情報提供を求め、容疑者の特定を進めている。すでに7万件を超える情報提供があったという。 逮捕者を見ると、Qアノンと呼ばれる陰謀論を信奉するトランプ支持の団体リーダーから、州当局関係者、元空軍中佐、データ分析会社のCEOまで多様だ。民主党のペロシ下院議長の執務室に座る写真で有名となった、アーカンソー州の60歳の男も逮捕されている。 捜査当局が懸念しているのは、逮捕者や乱入者には、軍服を着用していたり、軍事的テクニックや装備を使用したりするなど、軍経験者であることを疑わせる人物が多くいることだ。 議事堂で警察に射殺された女性は、空軍に14年間勤務していた退役
バイデン次期大統領の就任式を1月20日に控えるワシントンDC市内の雰囲気は、一変している。議会議事堂、最高裁判所、ホワイトハウスなどの重要防護施設周辺には、近隣州から動員された州兵たちが、検問所を設置して警備にあたる。 主要な交差点や道路にはコンクリートブロックが設置され、中心地への車の乗り入れ、駐車は禁止されている。人通りも、警備関係者のほかは時折、ジョギングの人が通りかかるくらいで、議会周辺は閑散としている。 近隣のレストランは、もともと新型コロナの影響で市当局が屋内飲食をすべて禁止していることもあって、営業しているところは少ない。 規制エリアだけなく、近接するエリアの駐車場もロックダウンされることになり、入庫中の車両は、規制解除まで動かせなくなった。今後は、規制エリア内の地下鉄の駅も閉鎖され、ワシントン名物の赤色のレンタサイクルのステーションも使用禁止となる。 周辺エリアも、車両の乗
「ペンスはどこだ」「ペンスを探せ」。 米連邦議事堂に侵入したトランプ支持者たちの一部が探していたのは、ペンス副大統領だった。当時、議事堂内にいたロイター通信のジム・ボーグ・カメラマンは自身のツイートで、3人の乱入者がペンス副大統領を「裏切り者として議会の前に吊るせ」と叫んでいたと証言している。 乱入が起きた、その時、議会では大統領選挙の結果を上下両院議員たちとともに認定する作業の真っ最中であった。合衆国憲法に定められたこの手続きを経て、大統領選挙の結果は公式かつ最終的に確定されることになる。 ペンス副大統領は、この憲法に定められた手続きの司会進行役であり、各州の選挙結果、つまりバイデン氏勝利を上院議長として最後に宣言する役割を負っていた。 「選挙に不正があった」と信じる熱狂的なトランプ支持者から見れば、ペンス副大統領はトランプ敗北を確定させようとしている、「盗まれた選挙」を敵である民主党と
自民党は新型コロナの感染拡大でリモートワークなど柔軟な働き方が進んだことを受けて、希望した働き手には「週休3日」を可能とする制度を政府に促す方針です。 自民党の猪口邦子元少子化担当大臣は14日、党の会合で「選択的週休3日制」の試案を示しました。 そのなかでは、「新型コロナへの対応でリモートワークに本格的に取り組む広範な社会実験の結果として、柔軟な労働環境や就労形態への対応力が日本社会に内在することが分かった」として、希望する人に対して「週休3日制」の環境を整備することを提案しています。 これにより、子育てや介護との両立や働きながら大学院などへ進学しやすくする狙いがあります。 また、兼業や副業をしやすくすることで、「働く人の所得を1.5倍増にすることを目指す」としています。 さらに労働者が少ない中小企業でも導入できるよう奨励金などを考えるとしました。 ただ、出席した議員からは「今はコロナ禍で
とれたてのバズった話題をお届けする「トレバズ」のコーナー。 (大木優紀アナウンサー) 今日はこちら、成人式が中止になったんですが、ある場所に新成人が集結してしまいました。まずはこちらの画像をご覧ください。 [画像:東京・JR八王子駅前の広場 午前11時・午前11時半の写真] (大木アナ) どちらもツイッター上午前11時すぎに投稿された画像なんですが、こちらJR八王子駅前の広場なんですね。非常にたくさんの新成人が集まっているのが分かります。撮影者によりますと新成人は再会を喜んだり、写真撮影などをしていたという事なんですが、一部はお酒を飲んで警察官十数名に止められていたという事なので、かなり集まってしまったなっていう印象は受けますね。せっかく成人式を中止にしたのに、これだと意味がないかなと思ってしまいますね、萌さん。 (田中萌アナウンサー) 外のね、すごくひらけたところで静かに写真を撮るだけな
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