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ブックマーク / blog.tinect.jp (26)

  • 「失敗するかもしれないから、やらない」という発想自体が、すでに失敗。

    最近、SNSで「生存者バイアス」という言葉をやたらと見かけます。 生存者バイアスだろ https://t.co/PYLeKHa8Nj — 宇宙医ヌ (@QBotud) May 31, 2024 生存者バイアスとは「うまくいった例だけに着目して、失敗に注意を払わないこと」に対して使われる言葉です。 「厳しい環境においたら成長できる」←無数の死体(精神疾患になった人)を無視してるだけの生存バイアスなのだ。 生き残れる人は元々メンタルが強いってだけのオチなのだ。 — 沼ずんだもん (@nuoo15gjwdg) May 17, 2024 確かに、彼らの言う通りです。 ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンは、成功例しか見ずに一般論を語る人間の傾向を、「自分の見たものがすべて」(WYSIATI)と紹介しています。 限られた手元情報に基づいて結論に飛びつく傾向は、直感思考を理解するうえで非常に

    「失敗するかもしれないから、やらない」という発想自体が、すでに失敗。
  • 仕事において「質で勝負」は、二流の発想だと言われていた。

    タイトルですべて言い切ってしまっているのですが、補足します。 少し前に、こんな記事を見ました。 東大・理科三類に現役合格。「質は圧倒的な量の上でしか担保されない」と、彼が挑んだ参考書の膨大な冊数は? 「量より質って言う人がいるけれど、質ってのは圧倒的量の上でしか担保されないから」 これを読んで、「まあそうだよね」というビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。 特に、最前線で頑張っている人ほど。 ただし、ビジネス上はもう少し異なる言い方をしたほうが、正確かもしれません。 わたしが若いときに先輩から言われたのは、以下のような言葉でした。 「「質で勝負」とか言っているうちは、二流。」 なぜこのようなことを言ったのか、私は先輩に聞きました。 「あえて言いますけど、質を高くして、効率を高めたほうが、業績あがりそうですけど。」 すると、先輩は言いました。 「それは別に間違ってないよ。」 「じゃなぜ

    仕事において「質で勝負」は、二流の発想だと言われていた。
  • 「他人にやり直しをさせること」が自分の仕事だと思っている、めんどくせえ人たち。

    上司には、2種類のタイプがいる。 明確で的確な指示を出せる人と、あいまいで多義的な指示をする人だ。 おおざっぱな指示しかできない人に対して、わたしはいままで「マネージメント能力が低いんだな」と思っていた。 でももしかしたら、そうじゃないのかもしれない。 あいまいな指示をする人は、明確な指示をする能力がないのではなく、「他人にケチをつけることが仕事」だと思っている可能性があるのだ。 あいまいな指示に対して細かいダメ出しが続く 先日、しんざきさんの『曖昧なタスクへの耐性が下がってしまった、一時期の話』という記事を拝読した。 記事内では、システム関係の仕事における、「成果物の要求ステージについてのチーム内での意識の不統一」という経験が紹介されている。 アイディアベースの初期段階なら、指示がおおざっぱになるのはしょうがない。でも「なにを作ればいいか」が明確じゃなければ、成果物がかっちり決まらないの

    「他人にやり直しをさせること」が自分の仕事だと思っている、めんどくせえ人たち。
  • リーダーシップとは何か? 時代によるリーダーシップ理論の変遷を分かりやすく紹介。

    「もっとリーダーシップを発揮して欲しい」 「君のリーダーシップに期待している」 立場や役割を問わず、日常的に求められるリーダーシップ。 リーダーシップを発揮したいのは山々だけど、それが何を意味するのかわからない、自分が何を求められているのかわからない、ということはありませんか。 そんなリーダーシップの概念を捉える拠りどころとなるのが、リーダーシップ理論です。 記事では、リーダーシップ理論の変遷と概要をご紹介しながら、リーダーシップとは何かの理解を深めます。 いつの時代も求められてきた「リーダーシップ」 「リーダーシップ」という言葉に、皆さんはどのような印象を持たれるでしょうか。 ・組織や人を導くための能力 ・リーダーが発揮する”なにか” ・自分自身の生き方そのもの ・自分とは関係ないような、でもこの先に必要そうなもの ・影響力がありカッコいい これらの印象はおそらく、これまで皆さんが触れ

    リーダーシップとは何か? 時代によるリーダーシップ理論の変遷を分かりやすく紹介。
    mvpeto
    mvpeto 2021/10/09
  • 「部下を育てる」ことを「部下の能力を上げる」ことだと勘違いしていた、という話

    この記事で書きたいことは、下記のようなことです。 ・「部下を育てる」ことは「部下の能力を引き上げること」だと勘違いしていた ・上司が部下に出来ることは、最大限上手くいっても「行動パターンのちょっとした変容」くらい ・けれどそれで、あんまり出来なかった人を出来る人っぽくムーブさせることは出来る ・もしかすると、「育てる」ってそういうことの積み重ねなのかも知れないなあ ・なんだかんだで「インフラ整備」以上に効率よく人の行動パターンを変容させられるものはない 以上です。よろしくお願いします。 *** さて、書きたいことは最初に全部書いてしまったので、あとはざっくばらんに行きましょう。 「人材育成」というのは仕事においてものすごーーく大事な要素でして、もちろん色んな人が色んな言葉で語っていますし、もたくさん出ています。 何百人も部下を育てた人たちの言葉は大変説得力があって、私も感心することしきり

    「部下を育てる」ことを「部下の能力を上げる」ことだと勘違いしていた、という話
  • 仕事ができる人は、人に期待しない。

    仕事ができる人は、おしなべて「人に期待しない」というイメージがあります。 悪い意味ではなく、いい意味で「過剰な期待が身を滅ぼす」と知っているからです。 「仕事ができる人は冷たい」って言うイメージがある。 けど冷たいわけじゃない。 「あんまり人に期待してない」だけ。 仕事って、人がやるのを待っていると、たいていうまく行かないので どうしても思考が「まあ、あんまり期待してないけど、やれるんならやって。できないなら仕方ないよ。」 になる — 安達裕哉(Books&Apps) (@Books_Apps) March 12, 2020 もちろんこれは「人」、つまり他者だけではなく、「自分にもあまり期待しない」ことも含んでいます。 まあ、「やれること」と「やれないこと」の区別が徐々についてくからなのでしょう。 もちろん、上司や経営者が、面と向かって「お前には特に期待してないよ」などとは絶対に言わないほ

    仕事ができる人は、人に期待しない。
    mvpeto
    mvpeto 2020/03/17
  • いくら高学歴で頭が良くても、ベンチャー・スタートアップ企業は「普通の人」が働く先ではない。

    つい先日のこと。 ベンチャーキャピタルで働く知人から、スタートアップ界隈で働く若手、とくに新卒の変化について聞いた。 すると彼は、 「最近は、高学歴の学生、例えば東大生や京大生が、旧来の日系大企業を選択せず、ベンチャーやスタートアップに行きたがる」 と言っていた。 確かに、この手の話は最近ちらほら見るようになった。 日企業を蝕む”上から目線”という深刻な病気 東京大学の学生たち。東大生といっても、毎年3000人も入学すればピンきりですから、グローバルな活躍が期待できるほど優秀な学生は数百人でしょう。 その数百人は、どこで働こうとしているか。 日の大企業を挙げるのは少数派です。 とくに、天才と呼ぶべき“知的ギフテッド”な若者たちは、いまやスタートアップしか考えていません。そのほかは、ほぼ眼中にない。 自分で起業する、もしくは、設立数年のスタートアップ企業に入る。「自分の才能を確実に活かせ

    いくら高学歴で頭が良くても、ベンチャー・スタートアップ企業は「普通の人」が働く先ではない。
  • 営業などの非エンジニア部門と、エンジニア部門の仲が悪いのは、真剣にマズいと思います。

    先週の話なんですが、ドワンゴさんに絡んで、三つ程記事を拝読しました。 退職しました 2019/10/31 を持って8年間勤めてきたドワンゴを退職しました。 ドワンゴ退職エントリの旬は過ぎているよう気もしますし、こんな何年も放置していたブログで今更何をと思わなくもないですが、なんとなく自分の気持ちの整理もかねて適当に綴ってみようと思います。 現職エントリ 自分の仕事やチームが好きなので、私は楽しく働いてるよーって伝えたくて書いてみます。 退職エントリを書くのは自由なのかも知れないし、書いた人の率直な気持ちだから全くもちろん良いわけなのですが、私みたいに心の弱いヤツは読んだらめちゃくちゃズーン😢てなっちゃうので。 ドワンゴ現職エントリ(別の視点から) 昨日からのドワンゴ退職エントリからの現職エントリの流れに思うところがあり書かせてきただく。 はじめに断っておくが、私は件の現職エントリで言う所

    営業などの非エンジニア部門と、エンジニア部門の仲が悪いのは、真剣にマズいと思います。
    mvpeto
    mvpeto 2019/11/12
  • 仕事を任せるなら「上司の理想」よりも、「部下の達成感」を優先させるほうが重要ではないだろうか。

    先日、部下がみんな辞めて「最後の一人」になった時の話という記事を書きました。 前職での事。 統括マネージャーが抜ける事になり、次に自分がそこの立場になる予定だったんだけど、結局自分の知らない所で「丸山さんがトップになるなら辞める」と言われ、最終1人ぼっちになった事がある。 あの経験は色んな事を気付かせてくれたけど、あれを無くして今の自分はないとも思う。 — 丸山享伸 / UNIONNET Inc. (@maruyaman1984) 2019年3月2日 自戒の念を込めた、備忘録的な内容でしたが、 “自分は上司として尊敬され慕われていると思っていたが、それは思い込みに過ぎなかった。実際は、尊敬・信頼を得るための「対話」が足りていなかった。” という話です。 そして、この記事を書いている際にふと思い出した出来事がありました。 勉強会で聞いた、「できない部下」の話 以前、何か自社でも活かせることが

    仕事を任せるなら「上司の理想」よりも、「部下の達成感」を優先させるほうが重要ではないだろうか。
  • 「20代だったころの私が読みたかった、転職についての記事」はこんな感じ。

    先日、ある人材系企業に行き、大変ためになる知見を数多く頂いた。 中でも、「20代、転職」と「30代、転職」といった、年齢と転職をかけたキーワードがとても検索されると言う話を聞き、「転職の年代」を気にする方が多いのだな、と改めて思う。 さて、家に帰り、改めて「20代、転職」をGoogle検索してみる。 ズラッとキーワードに引っかかるページが並ぶ。 ほとんどは転職サイト、広告と、とそしてアフィリエイトのページである。 幾つかのサイトをクリックしてみると、ガッチリSEO対策されていて、「20代」「転職」というキーワードが執拗に出てくる。 ただ、おそらくこれらは、自分が20代の時読みたかった記事ではない。 これらは「転職を決めた人が読む記事」であって、「転職しようかどうか迷っている人」がなんとなく読む記事ではないからだ。 多分「自分が20代だったころ、読みたかった転職の記事」は、以下のようなものだ

    「20代だったころの私が読みたかった、転職についての記事」はこんな感じ。
  • 知的であるかどうかは、五つの態度でわかる。

    少し前に訪れた大学の先生から、面白い話を伺った。それは「知的な人物かどうか」という判断の基準に関するものである。 私達は「頭が悪い」と言われることを極端に嫌う。知性が人間そのものの優劣を決めるかどうかは私が判断するところではないが、実際知的であることは現在の世の中においては有利であるし、組織は知的な人物を必要としている。 だが、「どのような人物が知的なのか」ということについては多くの人々の判断が別れるところではないだろうか。 世の中を見渡すと、あらゆる属性、例えば学歴、職業、資格、言動、経済的状況などが「知的であるかどうか」のモノサシとして使われており、根拠があるものないもの含め、混沌としている。 だが、私がこの先生からお聞きした話はそういった話とは少し異なる。 彼は「人間の属性と、知的であるかどうかの関係はよくわかりませんが、少なくとも私が判断をするときは、五つの態度を見ています」 とい

    知的であるかどうかは、五つの態度でわかる。
  • 自分の人生を認められるのも、裁けるのも、最後は自分だけだ

    あなたの人生は、あなたしか生きることができない –インターネットの備忘録 ヒーローがヒーローらしく、大人が大人らしくふるまうっていうのは、そんなに簡単なことじゃない。 -いつか電池がきれるまで 上掲の、2つのリンク先は、40代にこれからなる人と、40代を続けてきた人のブログ記事だ。 二人ともインターネット上の書き手として長いだけあって、現在の心境が、読みやすい文体で綴られている。 両方の文章を読み進めるうちに、以前から考えていたことがまとまってきたので、文章にしてみる。 自分の人生を自分で生きる、喜びと覚悟 生き方が多様化している現代社会には、「40歳までに○○をしていなければ大人失格」といった、○○に相当するものが存在しない。 どのように生きて、どのような40歳になるかは、個人の自由と都合に委ねられている。というより、はせおやさいさんが書いてらっしゃるように、自分の人生は、自分にしか生き

    自分の人生を認められるのも、裁けるのも、最後は自分だけだ
  • 「仕事で成長」を目指す人にだけ、読んでほしい話。

    仕事で成長したいですか?」と言われたら、どう答えるだろうか。 Yesであれば、稿が役に立つはずである。 Noであれば、この記事を読む必要はまったくない。時間の無駄であるから、ブラウザを閉じたほうが良い。 ***** 私見であるが、企業において、最近では特に「成長」に関心をもつ方が増えているように感じる。 「漫然と定年まで過ごす」ことが許されなくなってきている状況が、成長への渇望を生み出しているのかもしれないし、格差の広がりとともに「勝ち組」に入らなければマズい、という焦りもあるかもしれない。 だが「成長」について、悩む人はとても多い。 「上司のマネ」をしていても、成長の実感はなかなか得られないし、さりとて「研修」が有効であると信じるに足る証拠もない。 では、何が成長を生み出すのか。 この課題についての一つの解が、ペンシルバニア大学の心理学教授、アンジェラ・ダックワース氏の「Grit」で

    「仕事で成長」を目指す人にだけ、読んでほしい話。
  • 「努力する人」と「努力できない人」の6つの大きなちがい

    数々の「仕事のできる人たち」は、ほぼ例外なく努力をしていた。 無論、努力をしたからといって成功するわけではない。だが、努力なくして成功はない。努力は成功のための前提条件であり、要件である。 だが、「努力が苦手」という人は少なからずいる。頑張れない、続けられない、「どうしたら努力できるか?」と悩む方も大勢いるだろう。 私は、数々のコンサルティングの現場で数多くの「努力できる人」と「努力できない人」を見聞きし、そして、両者は一体何が違うのかということに強い関心を持った。 その結果、努力できる人とできない人は、「能力」が異なるのではなく「考え方」が異なるのだという結論に至った。 実際、能力の高低にかかわらず、努力を続ける人達がおり、現場ではそのような人たちが結果を出していた。 では、その「考え方」のちがいはどこにあるのか。それは大別すると6つある。 1.努力とは、精神論でなく、方法論である 努力

    「努力する人」と「努力できない人」の6つの大きなちがい
  • 「こんなこと当たり前だ。いわなくてもわかるだろ?」と言われたけど、私は知らなかったこと。

    社会人になりたての頃、 「こんなこと当たり前だ。いわなくてもわかるだろ?」 と、先輩によく言われたものである。 しかし、その「当たり前」が意外と当たり前ではなかったりするから会社は怖い。 「そんなにあたりまえかなぁ?」と思うものもかなりあった。 だが、大事なことに限って、はっきり言う人はいないし、明示されることもあまりないので、「知らない人」は不利益を被る。 今回は、会社で聞かされた、そんな話を集めてみた。 1.他者の評価は、自己評価より遥かに重要 「他人がどう思うかなんて、関係ないんだよ!」 とマンガの主人公はカッコよく言うが、組織の中では現実はそれとは正反対である。 むしろ正反対だからこそ、主人公はそう叫ぶのだろう。 先輩は逆に、こう言った。 「お前がどう思うなんて、これっぽっちも意味が無いんだよ。」 組織で仕事をするにあたって最も重要な価値観は、「上司」と「客」がなんと思うかである。

    「こんなこと当たり前だ。いわなくてもわかるだろ?」と言われたけど、私は知らなかったこと。
    mvpeto
    mvpeto 2017/06/01
  • 「成果を出せない管理職」は、誠意を持って、すぐに異動しなければならない。部下と会社、そして何より本人のために。

    わずか一代で1兆円を超える売上を上げる企業を作った、日電産の創業者である永守重信氏は厳しい人物であることで有名だ。 特に、役員を始めとした「幹部社員」には、些細なミスであっても猛烈な叱責をすることで知られている。 だが永守氏は、誰にでも厳しく当たるわけではないらしい。 著作においては「組織の上の人物には厳しく当たるが、新人には優しくする」「上に上がれば上がるほど、厳しく叱られる」と書かれている。*1 かの会社においては「管理職への評価は厳しく、かつ労働時間も長い」ことが、当然のこととされている。 確かに、私が企業の現場で感じたこととして、管理職がラクをしている会社の業績はあまり良くなく、現場の士気も低い。 それは質的に、管理職の役割が「平凡な社員が、労せずして成果をあげる仕組みを作ること」だからだ。 そして、仕組みを作ることは、自分が手を動かして働くことの、数十倍、大変な試みであり、大

    「成果を出せない管理職」は、誠意を持って、すぐに異動しなければならない。部下と会社、そして何より本人のために。
  • 「良い上司」と「ダメな上司」の6つの大きな差

    前職、数々の企業のプロジェクトに参加しなければならなかった私は、いろいろな会社の管理職の方々を比較し、「良い上司」と、「ダメな上司」を見分けることが重要な仕事の一つだった。 なぜならば、「ダメな上司」にプロジェクトの責任を持たせれば、まずプロジェクトはうまくいかないし、「良い上司」に責任を持ってもらえれば、多少のトラブルが発生してもプロジェクトはうまくいく。 コンサルタントはあくまでも部外者であり、成果が出るかどうかはその会社の社員の方々の働きぶりに依存する。そして、社員の方々に命令できる権限を持っているのは、その上司たちである。だから、プロジェクトが開始されると、私はまず「どの人が「良い上司」であるかを見極める」ことに多くの時間を割いた。 そして、どの組織にも、「良い上司」と、「ダメな上司」がいた。そして、面白いことに、「社内の評判が良い」からといって良い上司であるとは限らないし、逆も真

    「良い上司」と「ダメな上司」の6つの大きな差
  • 「人に行動させるスキル」に長けていた人の話。

    先日、久しぶりに昔の職場の同僚と会って話をした。 そして、今もその人は同じような仕事、つまり企業向けのコンサルタントをしている。 コンサルタントは一般的に「論理的思考」の素養が重要であると見られるケースが多いだろう。 これはマッキンゼーなどの名を関したのテーマが「ロジカルシンキング」などに偏っているケースが多いからかもしれない。 しかし、現実には現場で最も要求されるのは「相手に行動してもらうスキル」である。 御存知の通り、多くの人は論理では説得されにくい。なぜなら論理による説得は多くの場合、当事者が「ねじ伏せられた」と感じるからだ。 論理はあくまで補助であり、実際には「あなたの言うことだからやってみよう」という、感情よりの意思決定をする人が圧倒的多数である。 したがって「相手に行動してもらうスキル」に長けていなければ、コンサルタントとしての成功はない。 それに卓越していたのが、その人だっ

    「人に行動させるスキル」に長けていた人の話。
  • 仕事に必要なのはモチベーションではなく、プロ意識である | Books&Apps

    社員のモチベーションをどうやって上げるか、日々苦労している経営者、管理職は多い。 その証拠に、書店のビジネス書を見れば「社員のやる気」や、「動機付け」というテーマで埋まり、セミナーは悩んだ管理職でいっぱいである。 だが、仕事において当にモチベーションが重要なのか、といえば、そう思わない人も多い。 私が以前、「管理職研修」を営業した時、ある専門サービス業の経営者はこう言った。 「社員のモチベーションなど気にする必要は全くない。管理職研修など不要。」 いきなり全否定された私は、その理由を聞いた。 彼は言った。 「モチベーションは外から与えるものではなく、その人が自ら生み出すものだからだ。」 経営者は続けて言った。 「養うべきは、モチベーションではなく、プロ意識だ。これは徹底的に教育する必要がある。」 ■ また、ある時私は保険の代理店に訪問した。その会社は社員は10名程度、ほとんどが「おばちゃ

    仕事に必要なのはモチベーションではなく、プロ意識である | Books&Apps
  • 多くの企業が考える「仕事ができる人」の条件はこの9つ

    仕事の能力は、組織において重視される。だが「仕事ができる」とは何か。これを明確に定義している組織は少ない。 もちろん会社の求めることはいうまでもなく「成果をあげること」なのだが、この成果は◯◯さんの、この成果は◯◯さんの、という切り分けができないものが多く、「成果を出した人ができる人」と定義してしまうと、評価の間違いを犯すリスクが高くなる。 くわえて、すぐに結果のでないような仕事も数多くあり、必ずしも短期的な業績を持って、「結果を出す力がある」とみなすのも早計である。 だから、多くの会社では「結果を出す能力とは何か」をできるだけ詳細に定義し、評価を結果のみに頼らないようにする。 では、一般的にどのような能力が「成果に繋がる」とみなされているのか。京セラおよびKDDIの創業者であり、多くの経営者に支持されている稲盛和夫氏は、 仕事の結果=能力×熱意×考え方 と言った。 この考え方のポイントは

    多くの企業が考える「仕事ができる人」の条件はこの9つ
    mvpeto
    mvpeto 2017/03/13